新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

読書のお話し

横山光輝の三国志を通読したきっかけは混んでる銀行だった

三国志 (1) 桃園の誓い (希望コミックス (16))作者: 横山光輝出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 1988/11/20メディア: コミック クリック: 5回この商品を含むブログ (21件) を見る何を言ってるのか、意味がわからないと思うが、説明するから、読みたまえ。数…

和田渡著『18歳の読書論』晃洋書房刊

18歳の読書論―図書館長からのメッセージ作者: 和田渡出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 2013/01/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る読書をすすめる本の著者は、なぜ、怒っているのだろう?最近の若いやつらは、読書をしなくなった。どいつもこい…

新書・ノンフィクションフェア開催!『凶悪』『読書力』『愛着障害』など10月に読んだ本は22冊

今年の秋は、読書の秋にすることに決めた。特に10月は、新書や、ノンフィクションばかりを購入して、たくさん読もうと決めたのだ。 屈折愛 あなたの隣のストーカー 春日武彦(文春文庫) いきなり、重苦しいテーマの本から、入りまぁーす。んで、こんな物騒…

最後の悲劇 エラリー・クイーン著 田村隆一訳

SONY Reader Store 悲劇四部作、堂々の完結 もう終わっちゃうなんて、さびしいな。もっと読みたかったな、このシリーズを。…そんなふうに感じる最終回こそが、よい終わり方なのだ。前作『Zの悲劇』で、この俺にきらわれた女、パットが、ひきつづき登場。し…

Zの悲劇 エラリー・クイーン著 田村隆一訳

SONY Reader Store俺はいままで、クイーンの悲劇四部作は、世界一の推理小説だと主張してきた。第1巻にあたる『Xの悲劇』、つぎの『Yの悲劇』は、一部の隙もない完璧な小説だった。(←だった、って…いつ、過去形に、かわったの?)悲劇シリーズが全四巻で…

Yの悲劇 エラリー・クイーン著 田村隆一訳

SONY Reader Store出た。悲劇四部作のなかで、特に日本人に、もっとも人気がある作品だ。その名も高き、『Yの悲劇』だ。前回、『Xの悲劇』の記事で俺は、推理小説のおすすめ文を書くさい、これから読む人むけに、ぜったいやったらあかんことは、ネタバレだ…

Xの悲劇 エラリー・クイーン著 田村隆一訳

SONY Reader Storeお断りするのが遅くなったが、俺が書いている「読書のお話し」は、「これから読む人向け」を意識して書いている。この本、まだ読んだことないなら、ぜひ読んでみて!おもしろいよ!という気持ちからである。以前に書いていた、映画の感想文…

エラリー・クイーンの国名シリーズ!ほとんどその国と関係ありません!

本当に、ココロの底から、関係がないんだ。ローマとかエジプトとか、さんざん外国っぽく、タイトルコールしておいて、舞台は、ギッチギチにアメリカ国内やし、主人公のエラリー・クイーン探偵は、ニューヨーク在住なんだから。アメリカ人の推理小説家、エラ…

シャーロック・ホームズの事件簿 コナン・ドイル著 深町眞理子訳

SONY Reader ver1927年の発行。前作、『シャーロック・ホームズの最後のあいさつ』(1917)から、10年もの歳月を経て、とうとう、作者コナン・ドイルは、本当の本当の、ホームズシリーズ最終巻を、書くにいたった。記念すべき、最終巻には、ドイル自身による、…

シャーロック・ホームズの最後のあいさつ コナン・ドイル著 阿部知二訳

このブログ書いとるじんは、いつまでホームズ本の話を、続けるつもりやろかー?と、もしかしてYouたちは、思っているかな?全9巻のホームズシリーズは、あと2冊で、オシマイだよっ。つまり、この記事と、あともう一回で、オシマイだ。SONY Reader ver1917年…

恐怖の谷[シャーロック・ホームズ] コナン・ドイル著 阿部知二訳

SONY Reader ver1914年の発表。ホームズシリーズに、4冊しかない長編の、4冊目だ。長編4冊のうち、『バスカヴィル家の犬』(1901)を除く3冊、『緋色の研究』(1887)と、『四人の署名』(1890)と、この『恐怖の谷』は、2部構成になっていることで、有名だ。第1部…

シャーロック・ホームズの生還 コナン・ドイル著 阿部知二訳

SONY Reader verとうとう、やつが帰ってきました。発行は、1905年。1893年、月間雑誌「ストランド・マガジン」連載中に、いきなり最終回「最後の事件」を発表し、イギリスのホームズ愛読者のココロを、滝つぼにつき落とした、作者コナン・ドイル。あらためて…

バスカヴィル家の犬[シャーロック・ホームズ] コナン・ドイル著 鈴木幸夫訳(1981年新学社文庫刊)

SONY Reader ver月間雑誌「ストランド・マガジン」での連載中、雑誌連載にいやけがさし、ホームズを抹殺したくなった作者によって、ホームズは、宿敵(←宿敵といいつつ、登場したのは「最後の事件」で、いきなりだった)モリアーティ教授と、格闘のすえ、ふ…

回想のシャーロック・ホームズ コナン・ドイル著 阿部知二訳

SONY Reader verホームズシリーズ第4巻。発表は1893年。ホームズ本第1段の『緋色の研究』、つづく『四人の署名』は、それぞれ単行本一冊分の、長編ストーリーである。エゲレスの月刊読み物雑誌「ストランド・マガジン」は、この探偵小説を連載ものにすべく、…

シャーロック・ホームズの冒険 コナン・ドイル著 鈴木幸夫訳(1981年新学社文庫刊)

この記事で紹介したいのは、鈴木幸夫たんの翻訳版である。下記画像リンクは、現在入手できる翻訳では、いっとうおすすめの、阿部知二たん訳。SONY Reader verホームズシリーズの本は、長編単行本が4冊と、短編集が5冊と、ぜんぶで、9冊しかない。存外、少な…

四人の署名[シャーロック・ホームズ]コナン・ドイル著 阿部知二訳

SONY Reader verホームズシリーズ、第2巻。発行は、1890年。これも、第1巻「緋色の研究」と同様、長編小説である。ワトソンが、依頼人女性に恋をしてしまうので、語り手が、時々オカシクなるのが、絶妙におもしろい。第1巻で、アフガン帰還兵ワトソンは、ル…

緋色の研究[シャーロック・ホームズ]コナン・ドイル著 阿部知二訳

俺は、SONY 電子書籍版をダウンロード購入した。さて、世界一有名な、古典推理小説のはじまり、これが、ホームズシリーズの第1巻である。この世界に、シャーロックが舞い降りた瞬間である。この本が発行されたその年は、1887年。ヘンな青年シャーロック・ホ…

ハッピーな生き様さらしてんじゃねえ!ながいけん著「神聖モテモテ王国」は風邪をひいたら読む

神聖モテモテ王国[新装版]1 (少年サンデーコミックススペシャル)作者: ながいけん出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/05/11メディア: コミック購入: 11人 クリック: 62回この商品を含むブログ (91件) を見る2009年06月19日の、mixi日記より。 重度の風邪で…

手塚治虫マンガ大会!2012年10月に読んだ手塚作品は30冊!

記事末尾に、すてき無敵記念撮影があります。 10月は、読書月間とココロに決めた俺。フイと入った本屋さんで、この本を買ってしまったのが、運のツキ。ラッキーだったという意味で。 (1)奇子1 奇子(1) (手塚治虫文庫全集)作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 講…

福井旅行記【番外編】福井、あなどれねぇえええええええー!

6月某日。ガラマニ、福井を去るの日。一日目、東尋坊で恐怖体験。二日目、永平寺で暴風雨。以上で、俺の福井での目的は、はたしたことだし、暴風雨だしで、俺は、ホテルで読書をすることにした。そいで、なんぞ読む本を買おうと、福井駅前商店街に出かけた。…

落雷が怖い夜は読書がすすむ

こんばんは、最近、日記はついったーでばかり書いているガラマニです。へさべさにこちらにも記述をば。ガラマニ県では、昨夜、非常に長い時間、カミナリが鳴り続けておりました。ごろごろ、どんどん。俺んち周辺に、何度も何度も落雷しました。ピカッ、ゴロ…

『ニーチェ詩集』河内信弘訳(2007年 書肆山田刊)

大きな本屋さんの、片隅で。陽のあたる、売れ線平積みの、文芸書コーナーとは離れた、ずっと遠くに。いつもある。俺の専門分野のコーナー。それは思想書、哲学書の棚だ。そこにすら、一冊しか置いてなかった、奇妙に分厚く、ずどんと重い、ハードカバー。「…

はてなモスラ出し

10/19さんより「ネギのようなギドラさんにばかうけしちまいました。本題からずれた話題で失礼をば。」はてな鞄出しに感想を下さり、ありがとう御座いまっすぅ、10/19さん〜。かばんを出すと言いながら、だんだん写真にアヤシイものが写りこんでくるのが、俺…

TV Bros.のスクラップ

約8年分(1995〜2003年)の、雑誌「TV Bros.」(テレビブロス)のスクラップ作業が、終わりました。1週間以上かかったかな。 押入れのかなりの容積を占めていた同雑誌、ココロをオニにして、好きな記事だけ切り取り、あとは捨てる決意を。 このテレビ雑誌は…

夏だ!お盆だ!うまい棒祭りだ!

id:JAPANwebさんの影響で、うまい棒祭りを開催しました。灼熱真夏のエブリデーに、食欲を刺激する、JAPANwebさんのうまい棒記事です。 http://d.hatena.ne.jp/JAPANweb/20070801/1185972525こちらにコメントさせていただいた通り、うまい棒では、サラダ味が…

いまごろになってはまった、ハリー・ポッター原作本

ハリポタは、映画は、ぜんぶ見てきました。この夏も、映画館で「不死鳥の騎士団」、見たよ。そいで、原作本の最終巻である第7巻が発売されて、えらい売れ行きで、英語圏では、ネタバレ騒動がおきている等々のニュースを知りました。なんでも、ハリポタファン…

『うえぽん』いしかわじゅん著

こんばんは、マンガについて語ろうとして、カテゴリに[マンガのお話し]を追加しようとして、マンガも「本」やから、読書のお話しくくりでエエがなと思いついたガラマニです。うえぽん 【コミックセット】いしかわじゅん先生は、大好きな漫画家です。単行本は…

『絵画について』ディドロ著

本もけっこう読んでます。いま読んでるこの本は、胸がすくようなおもしろさ。ディドロ 絵画について (岩波文庫)作者: ディドロ,佐々木健一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/12/16メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る18世紀フランスのな…

『紫の履歴書』美輪明宏著

大晦日の夜、皆さま、いかがお過ごしですかオーホホホ(←ものまね)。紫の履歴書作者: 美輪明宏出版社/メーカー: 水書坊発売日: 1992/11メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 85回この商品を含むブログ (39件) を見る俺の人生に残された時間内に、俺は俺の…

ダンバイン対ピカード艦長

大掃除完了記念に、新装インテリ〜ア写真大会を始めます。つい先日ですね、はてなフォトライフの使い方を会得しました。俺はインテリ〜アが大好きでして、ガラマニ日誌やサイトトップにも、しょっちゅう写真を載せてきました。このたびブログでも大きな画像…