新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

ガラマニ日誌【25】04/9/20(月)あなたの趣味は?

いいかげん、インテリアネタには飽きてきたので(早い)、
今日は、ガラリと気分を変えて、別テーマ。

「あなたの、趣味はなんですか?」

と、聞かれることが、よくある。

あなたは、なんと答えますか?

履歴書の「趣味・特技」の欄には、なんと書きますか?

そう。きっと、話す相手によって、
本当は、さして趣味ではないウソを、言いませんか。
本当の趣味を、言えないことが多くないですか。
特に、ここを読んで下さっている、いわゆるひとつのヲタクなナカーマな方々には・・・

また、趣味はなんですか?と、俺が問う時、

「特に無いです」と答える人も多いが、そんなの、ウソだと思っている。

だって趣味の無いにんげんなんて、いるの?
いるわけがない。きっと、本当の趣味は、恥ずかしくて、俺には言えないだけなんだ。

南極条約の漢向けお絵かき板を毎日チェックして萌えキャラのモロ見え絵を見つけてはパソコン前で事務椅子に座った姿勢でティッシュを三角形に折ったものをティムポの先に装着して白いのをこぼさないようにハァハァオナーニするのがこの上無いヨロコビだなんてクチが割けても一応女であるガラマニには言えないと思っているだけなんだ。

いや、いるらしいのだ・・・本当に、無趣味なにんげんが・・・

さて、今回のポイント。

そもそも趣味とは、何を指して言うのか。要は、

自分がやってて楽しい事=趣味

なのである。ならば、楽しいと感じる行為すべては、その人の、趣味なのである。

だから、

インテリ~アは、俺の「趣味」
デジカメで猫の写真を撮るのは、俺の「趣味」
ガーゼふとんで昼すぎまで寝るのは、俺の「趣味」
トイレに入る度にブラッシで便器こするのは、俺の「趣味」
ロゼット赤パスタで洗顔するのは、俺の「趣味」
明色アストリンゼンで顔面パンパンするのは、俺の「趣味」
NHK大河ドラマを見るのは、俺の「趣味」
ガラリアさんのエロ小説を書くのは、俺の最大の「趣味」

・・・どうだ、これまで、当サイトで書いてきた「趣味」を、
列挙しただけで、こんなにたくさんある。
だって、どれも、楽しくって仕方がない、大好きな行為だもの。

ところが、さしもの俺も、よそ様に「趣味は?」と尋ねられた際に、上記の内、インテリアとデジカメなら、まず誰にでも言えるが、その他は、言えない。否、言わない。

たいへんおかしな事だが、どうも、世間一般で、「睡眠」や「トイレ掃除」や「顔面パンパン」は、趣味という範疇には、入らないらしいのだ。

それどころか、どれほど俺が、その趣味に心酔していようと、

「趣味は?ええ?テレビ見るだって?フーン、大河ドラマが好きなの、フーン。でも、それって趣味とは言えないんじゃないのぉ。誰だって見るでしょ、テレビなんて。」

どうも、「世間体のいい趣味」とは、
なにかを作り出す行為、他人に発表する行為、外に出かける行為を、
指すらしい。

パッチワークが好き♪とか、フィットネスジム通ってます♪とか、休日にはケーキ焼きます♪とかね。そーゆー事言うと、モテるみたいね、特に異性には。

「趣味ですか、ハイ、読書です。最近は、カフカ全集を、読み返しております。」

とか言うと、あまり好かれないらしいという、世の不条理が、カフカ全集からよりも周囲の反応から、わかってくる。だから、人は、本当の趣味を、おいそれとは語らなくなるのだろうか?


【重要な余談】

※ホームページを作ってるは、上記定義で言えば、「世間体のいい趣味」の範疇に入るが、俺は、サイト作ってますとは、会社の人間には、言わないですね。だって、ウェブに疎い子が「わぁ、見せてー」って言ってくるでしょ。それで、教えないと「ケチぃ」って言いふらされるからさ、最初っから言いません。

アニメのエロだから恥ずかしいとかでは、ないのだ。
俺は、私的空間と公的時間とに、キッチリけじめをつけたい者であるから、好きで知り合ったのではない、仕事上の付き合いの、毎日、会社で長時間、否応なく顔を突き合わせなくてはならない人種に、俺の部屋=「ガラ好き」にまで、入って来てほしくないのである。インターネットとは、匿名性の世界であるからこそ、面白いのだ。

会社で、俺を「気に入らない」と思っているにーちゃんの、家のPCの「お気に入り」に、「ガラ好き」が入っているかもしれない。それが俺だとは、知らない方が、お互いのためだ。

社会的な自分と、私的な自分を混同させ、周囲の人間関係を、そのまま自サイトに入らせて、いざこざが起きる事例が、昨今多いと聞く。さして親しくもない、リアル他人がHP持ってると聞けば、「見せて、教えてぇー。イヤ?なんでなんでー?」と騒ぐ子、
また、「これぇー、あたしのサイトなんですぅー」と、バイト先なんかで、簡単に見せびらかしてしまう子は、ウェブの醍醐味も、また、恐ろしさをも、知らないのだろう。

彼女たちは、簡単日記サイトに、クソ面白くもない日記を書き、そこへどんどん、リアル友達を呼び込む。すると、どうなるか?

プライベートが、どこにも無くなるのだ。
精神保護のためのペルソナが、失われるのだ。

日記サイトに書いた事を、会社や学校で噂される。
噂された愚痴を、サイトに書くと、掲示板を荒らされる。
荒らされた事を、また会社や学校で言いふらされ、いじめられる。
だから、日記に何も書けなくなる。するとまた、弱虫と罵られて…
…なんのための、日記サイトだったのか?

こういう事例、社会性の身についていない世代の女子に多いと聞く。そう、佐世保の事件が最たる悲劇である。2ちゃん用語の「氏ね」を実行に移した犯人は異常だが、自分のサイトに、学校友達を招いて、ウェブとリアルの境界線が喪失する悲劇は、なお世の中に多いだろう。

ハンドルネームは、なんのために発生した慣習か、よく考えてみてほしい。自分のサイトとは、机の引き出しの、MYノートではないのだ。

パスワード制、会員制ならば、仲良し同士の連絡ノート機能は果たすだろうが、後先を考えずに、公開スペースに、リアルな関係を持ち込んでしまうと、対人上危険であり、つまらない内容しか書けなくなるという、創作上の危険を孕むのだ。

ガラマニが、当サイトにお招きしているリアル友人は、こういった、ウェブ界の常識に明るい人だけである。

ウェブサイトは、個人が平易に作れるが、公共放送と同じか、場合によってはもっと強力な、情報公開作用を持つ、媒体である。個人情報保護と同様、この、ウェブ界とリアルの境界線引きは、楽しいウェブライフ維持のため、非常に重要であると考えている。

 

さて、それで、世間体の良くない趣味、作品を作るでもなく、外へ出かけるでもない趣味も、自分が大好きならば、立派な「趣味」であるにも関わらず、

よく効く眠剤を処方してもらって、ふわふわガーゼふとんで18時間ぐらい寝るのが最高とか、
レンタルビデオ店で歴代NHK大河ドラマを片端から借りてきて毎日が黄金の日々とか、

こういう趣味を、履歴書に書く人はいない。

読書や、音楽・映画鑑賞なら、履歴書に書けるのは、なぜだろうか。インドアで、非生産という点では、昼寝や、テレビ・ビデオ観賞と変わらないのにさ。対象物が、活字の本であり、人気歌手であり、封切り映画であれば、面接官に「普通の人間だ」と思ってもらえるとでも?

愛読書が、フッサール著「イデーン」で、毎朝、大音量で聴いてる音楽が、マーラーで、好きな映画が、ピーター・グリナウェイ監督作品なら、・・・あまり・・・採用したくない人種だ・・・普通じゃないもん・・・

ま、履歴書の趣味欄なんて、重視する面接官はそうはいないから、ウソさえ書かなければいい。たまたま、面接官と共通の趣味があれば、ラッキーかもね、ぐらいなものだ。

さて、仕事関係の間柄(=親しくない)と、趣味について語ると、

「あ・・・えーと、たまに、お料理作ったりします」とか、

「趣味ですか?まあ・・・休みの日は、パチスロ行くぐらいかな」とか、

「趣味が、あんまり無いんでー、習い事でもしよっかなーと思ってるんですけどぉー、どの教室がいいかなーと考えてるんですけどぉー、なにがやりたいのか、わかんなくってぇー」とか、

全然、面白くない返答だ。

あのさ。

「たまに~したりする」程度の好きさなら、趣味とは呼ばぬ!
日々此れシタクてたまらんものを、趣味と呼ぶのだ!

「~するぐらいかな」かなってなんだ。なんで疑問形だ。
己の好きな事が何であるか、わからんのか?!

趣味が無いから、習い事するぅーも、よく耳にするけど・・・

習い事に興味シンシン、教室通いたくてたまんない、ならばわかるが、
「やりたい事がみつからないから、じゃあ習い事でもしてみよう」
この感覚が、俺には、まったくわからない。

こういった発言をする人が、俺に問うた。

「暇つぶしって、何してます?」

俺は、相手が同世代女子だったので、彼女の興味と近そうな、MY趣味の中から、セレクトして答えた。

「マンガ読んだりします。こないだ、エースをねらえ!を読み返したら、すっごく面白くて、はまりましたよ。全巻読んでたら、数日あっという間ですよ」

でも、彼女は、さして興味を惹かれた顔はせず、

「ウーン・・・昔のマンガかぁ・・・暇つぶしになるかなぁ。暇つぶしに、する事が無くて、何をしようかと考えてるんだけど・・・」

悪いが、俺には、彼女の悩みが、理解出来なかった。だいたい、自分で自分のやりたい事が、わからない人が、他人に「楽しい事はなにか」と尋ねたところで、参考にはならない。彼女と俺の、観点の相違とは、

彼女=時間を忘れるほど楽しい、対象物を探そうとしている
(マンガを読んでいる行程に思いをはせず、楽しめるか否かの、結果を考えようとしている時点で、俺には理解し難い)

俺=時間が足らない。楽しい対象物がありすぎて困っている。
面白い事がないか、なんて考えた事はない。常に欲求を持て余している。

そもそも、暇つぶしってなに?
俺の辞書には<暇><退屈>という文字は無い。

なんで、暇つぶしは何しようか、などと考える人がいるのだろう?

自分ちならば、テレビは見たいし、ネットはしたいし、自サイト更新したいし、なにしろ「月下の花」書くだけでどんだけ時間があっても足らないし、買ってまだ読んでない本がワンサとあるし、古いレコード聞いて歌を歌いたいし、猫はかわいいし、好きな家事、マイルームの掃除はしたいし、寝たいし、お風呂は出来れば1日2回入りたいし、マニキュア塗りたいし美白パックしたいし

退屈している暇なんてないぞ。

屋外におれば、それこそ、見て楽しい、聞いて楽しい事象ばかり。街が、空が、行き交う人々が、散歩中の犬が、愉快な看板が、変わった建築の家屋が、珍しい花々が、美しい風景が、

興味を持つ対象と、興味という感性が起こらない、なにも無い場所なんてこの世界には無い。

ずっと前、名神高速子さんと、彼女の大学の友人数名と、沖縄旅行に行った。
高速子さんは、親しい友人だから、問題ないのだが、その他の、面識のない女の子たちと、旅行先での意見が合わず、辟易した経験がある。

那覇市外の、静かな住宅街を歩いていて、俺は、楽しいな、ワクワクする!と思っていた。

だって、

路傍に咲く赤い花、ハイビスカスではない、すごくきれい、なんという花だろう?

沖縄のおうちだー!石塀が高いなあ。台風のためかな。
おや、どのおうちの玄関にも、狛犬みたいな石の彫刻がある。
これが、シーサーか!おぉ、どのシーサーも、家によって顔が違う。
こっちのおうちのシーサーは、どんな顔かな、ワクワク。

おや、あれは学校だ。高校みたいだな。
おや、キンコーンが聞こえた。授業が終わって、生徒たちがワラワラと廊下に出てきた。
俺たちが歩いてる道は、校舎の廊下側なので、1階~3階まで、白いYシャツの、男子高校生で埋め尽くされたぞ。男子校か。うわ、あいつら、俺たち(夏服の旅行者、女ばっか)を見つけて、1階~3階までの窓辺に、鈴なりの男子高校生どもが、

「おねーさん、こっち向いて!」
「水着になって見せてーん!」
「いやもう、ぜんぶ脱いじゃって!」

という意味の沖縄弁で、はやしたててきよった。

どこの県にも、バカ男子校ってあるんだなー、

ハッハッハ、お前ら、おもしれーよ、このバカどもめ、ハッハッハ

…って、俺は、たいへん楽しく、散策していたのだが、
同行の、要するに趣味の合わない女の子たちが、

「あーあ、退屈ぅ、こんな所。見る所、なにもないじゃん。
ねえ、高速子ぉ、もう移動しようよ、タクシー拾おうよ」

…えっ、なに?見るところなにもない?ハァ?なんで?見るもの全て、面白いじゃん!俺は、もっと、このへんを散策したいのに…シーサーはまだ、各家に、いっぱいあるのに…

つまり、彼女の言う「見る所」とは、紫禁城じゃなかった首里城とか、お土産屋さんや、観光客用施設なのである。そういうものを見ないと、観光じゃないと感じるらしい。
そういう施設、もちろん俺も楽しいが、赤い花もシーサーもバカ男子校も、楽しい。

沖縄のような、すてき異文化県にいたら、見るもの全て面白いのに、彼女の感覚と俺の感覚が違いすぎた。俺は、趣味の合わない人と、旅行なんかするもんではないと思った。

せっかく、遠くまで来てるのに、こういう「つまらない人」が一緒では、楽しさが減少してしまうから。

趣味ってなんだろうと、考えると、
対象物は、外界にあるのではなく、自分の心の中にあることが、よくわかる。

趣味、楽しい行為、楽しさとは何か、
それは、自分が感じること、それだけだ。
だから、趣味を持とうとして、外界を

<探す>

のは、おかしいと思う。
趣味とは、<探す>ものではない。
趣味とは全て、<感性を創り出す>ものだ。
昼寝をココロより楽しむ感性を、自分で創っていくものだ。

習い事は、何の教室に行けば、楽しいのかと、カルチャースクールのパンフを眺めてもまだ、ワクワク感を得られない人は、パンフより、まず自分を眺めたらよいと思う。

好奇心、知識欲、物欲、南極条約大好きな性欲。欲望とは即ち、趣味なり。

他人には言えない趣味でも、あるだけ、ずっと素晴らしいことだ。

ウェブサイト見ながらのオナーニはむなしいとか言ってないで、今夜も思いっきり、南極条約さんで楽しんだらよいのだ。ただやはり会社では言わない方がよかろうな。三角形ティッシュ装備は忘るるべからずだ。椅子に白いのはこぼすなよ!

多趣味な人生を楽しめるのは、きっと、何にでも興味を持てるという能力があるからだろうな。俺は、その趣味才能を、わりと多く、天より授かった、幸運な者らしい…
楽しい趣味を持つ者は、幸せである。
心、豊かであろうから。
我々は、趣味に興じる時間を与えられて、
この世界に生まれてきたにも関わらず、
一生涯では足らないほどの、貪欲さを、持たされたから。
故に、見・フェラ○オが満載な、次のサイトを伝えよう…

ガラマニも大好きな、素晴らしきお絵かきサイト様
南極条約へGO!