新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

ガラマニ日誌【26】04/9/26(日)ガラマニ、ブルーデー

ブルーデーとは、生理日を指す。古式ゆかしい言い方である。
気持ちがブルーになる日だから、かつてはこう呼んだのだが、昨今の風潮では、毎月、いちいちブルー入ってたらキリがねーよ!なノリで(そうか?)この呼び名は、すたれつつあるようだ。

今日、ガラマニは生物学的ブルーデーではないのだが、「新選組!」を見たら、ブルーになってしまった。

正確に言うと、昼間から、ブルーが入っていた今日。まず、PCがヘンになった。なぜか。激裏サイトを見ようとしたら、パソ君がおかしくなったのだ。ちゃんと、そのサイトの、エンターには、何個も何個も、オドロおどろしい注意書きが、あったのに。

「注意!この先、極悪画像あり!」
「忠告!これは鬼畜映像です!」

…なのに、クリックしてしまった俺。そんなに見たかったのか、俺…

んで、ポチッとな、したら、ういんどうが、たくさん、次から次から、開いて飛び出てジャジャジャジャーン(古式)、ワー、ういんどうがいっぱいだぁー状態、
閉じても閉じても、また開く~♪ガラマニの~夢は~夜開く~(ヤケ?)
肝心な激裏画像はまっしろけ、俺の頭も真っ白け。
強制終了したら、直ったけども、ういるすが怖いし、
今後は、ああいうサイトに行くのはひかえよう…

(追記・ハイ、そうですねー。ブラクラ踏んだわけです。これに懲りて、ウイルス対策はマメに行い、当サイトの閲覧で、感染することはないようにしております。読者様にあられては、ご安心してご閲覧下さい。)

ブツブツ、つぶやきながら、
「月下の花」の、続きを書こうとしたけども、筆がのらなくて…

今週は、連休で、休日が多かった。週の真ん中に、旅行に行ったりも、したせいか、どぉーも、夢とうつつの、区別が、曖昧になっている感があるのだ。
朝、目覚めが悪いし、今日は出勤か休日か、起きぬけにワカラナイ日が、多いし。

ずぅっと休みならば、こういう半覚醒が続いてもいいのだが、明日からは、また、現実の仕事生活なのだ。シャキッとせねば…ただでさえ、
やる気満々なフリをしているだけの職場のガラマニは、
演技がバレないように、気持ちを引き締めなければならぬ。

と、しみじみ思う今日、日曜は、ブルーが入る事が多い。
巷に言う「サザエさん症候群」である。

俺の場合、「新選組!」が楽しみなので、今年度は、月曜日がコワイ病の症状は、さして重くなかったのだけれども、今日は、長かった連休とオサラバかと、トチ狂って、ボーッとして、ひかえていた激裏サイトまで、クリックしてしまうし、創作意欲も、いまひとつだし、食欲も、あんま無いし…

アンニュイ~な気欝になってしまった。

ハッ。これは、もしかして。

そうか、これが…秋か…

(秋だからぁ~、で済まそう!ウンウン。)

というわけで、前置きが長くなったが(長すぎ)、さぁて、今回の「新選組!」は。

さようなら、河合君の回でした。

回想で時間を遡る、脚本効果が見事。

商家出身の河合君が、最後まで、お父さんからの宅配便、いや飛脚を待ち望んでいる。

切腹の仕方がワカラナイ河合君は、いじましいが、介錯を仕損じた、あのバカ(名前、覚えてやんない)には、ハラワタ煮えくり返りましたね。

皆が、「はずした!」と、どよめき、やっぱり自分が介錯を!と身を乗り出す斉藤さん、
より早く、飛び出して、とどめを指してあげた、沖田クン……

結核で先の長くない、沖田クンは、河合君のために、五十両を、カンパ(古式)してくれと訴える、平助に向けて、こう言っていた。

「悪いが、自分の命を粗末にする奴に、わたしは同情したくないんだよ。」

その、沖田クンが、河合君を、楽に、してあげた。

死ぬ事を、「楽になる」と表現する日本語は美しい。しかし、沖田クンの言う通り、親からもらった命を粗末に扱い、死に急ぐのならば、それは美徳ではない。
河合君は、最後まで、お父さんからの宅配便、いや飛脚を待ち望んでいたもんね。

優しいお父さんに、会いたかっただろうね…

それを、見ていた沖田クンは、河合君の無念をわかったから、…楽に、してあげたんだね…

新選組の、今後の同行は、内ゲバぐっさぐさ、エーンド、歴史の趨勢にそぐわない、悲劇的なものとなっていく。

どうしてこうなるのだろう、と、本人たちは悲しむだろう。歴史の趨勢は…と、未来人である我々は、簡単に言えるけども、過去の当事者に、分かれと言う方が無理だ。

先見の明があるから、エライとか、古式にすがりつくから、エラくないとか、
そんな短絡な評価は、自分が、安全な場所におられるから言えるのだ。
むしろ、自分の「安全」、この平和な日本を、作り上げようと、命をかけてくれた、新選組にも薩長にも、そのへんのにーちゃんねーちゃん全てに、心よりの敬意を表しよう。

なおのこと、今回のドラマは、悲しいな。
生き生きと、躍動していた若者たちが、無念のまま、命を落としていくなんて。

ああ、でも、ひとは、誰でも、いつの時代でも、同じように、懸命に生きようとして、願いのいくつも叶わなくて。

それでも、懸命に生きて、さえ、おれば。

「楽になれる」と思いながら、逝けるのかも、しれない。

ふう。ブルーだ。でも、このブルーは、良き青色に変えたい。変わるはずだ。俺は懸命に、生きていくから。

さて、前向きにぃー。笑えたシーンもピックアップしてみよう。

なんと言っても、せっかく、カンパして集めたお金を、よりによって、バクチなんかで、
増やそうとする左之助、おまえのバカさかげんには爆笑したぞ!

し、しかしだな。左之助に連れられ、賭博場に行った、
平助は、「大丈夫なんですかぁ~」と不安げ。
相変わらず、真ッ正直でかわいいガキだ。しっ、しかしぃ。

さ、斉藤さん…あんた、バクチにけっこう、やる気満々じゃん!(爆笑)

さりげに、

「五二(ぐに)の半!」

カゴふりさんを、真剣な、まなざしで見つめてたねっ

えー、ちなみに。

「五二(ぐに)の半!」

という台詞は、我が愛する、

ガンバの冒険」のキャラ、イカサマの名台詞でもあるのだが、
わかる人だけ、ウケてくれぃ!

バクチ後、冬空に、身包みはがされた、左之助、平助、斉藤さんトリオ。
ここでも、斉藤さんは、ゲーコマ(芸が細かい)ぶりを発揮。

刀を握るお手々が、ガチガチ震えてる~
寒いのね~、あぁ、カワイイぜ斉藤さんっ

そして、毎回、ガラ好きトップに、黄色で書いている、今回の名台詞は、コレに決定!

本屋で、お目当ての西洋軍学本を横取りされた、としぞうが、
本屋の主人に「どんな奴だ」と人相を尋ねたら。

ワンレンで、時代考証無視ふちなし眼鏡で、チビ?

「そんな奴はニッポンで1人しかいねぇ。」

にほん、じゃなくて、ニッポンなのがグー!