ガラマニ日誌【23】04/9/18(土)写真と説明文について
ガラマニ日誌、今週のテーマはインテリア。
今日は、9/15(水)より話題にしてきた、俺が愛するインテリア写真本、『TOKYO STYLE』と、今は亡き雑誌『私の部屋づくり』を、マイルームで、寝そべりながら読んでいた。
大好きな自分の部屋で、ノーブラにTシャツ姿で、コーヒーを飲みながら、大好きなインテリア本を見るひととき…
これほどの極楽はない。のう、ミズル。
さて、これら珠玉のインテリア本を読んでいて、感動を新たにしたポイントは、部屋写真に添え書きされた、説明文の面白さだ。
両掲誌は、写真自体が、もちろん面白いのだが、写真への説明文が、ライターの突っ込み所が、着眼点が、文章表現が、あらまったく、いやまったく、なんともはや、実に面白いのである。だから、これらの本は、優れた本なのだ。
俺は、過去、ガラマニ日誌〔3〕で、こう書いた。
ネット界の対話は、文章力に拠ることが大部分であろう。画像や音声チャット等はあるものの、こういう、サイトを見た際に、人を惹き付ける魅力は、デザインや技術より、やはり、文章力である。
いくら、多彩なアニメーションや音楽を駆使しても、読ませる文自体と企画立案自体が、興味を惹かなくては、すぐ飽きられてしまう。
俺が、過去、愛読してきたサイトは、企画そのものの発想や、書いてある内容自体が、面白いものばかりだ。
自分で書いたこの一文を、今日、優れたインテリア本を読んで、しみじみ痛感したのだ。まったくその通りだな、と。
『TOKYO STYLE』は、写真家・都築響一氏自身が、ナイスソウルフルな文を、英訳つきで書いている。
学研の『わた部屋』にしても、読者のマイルームを訪問した、記者ライターが、女性向けな、いかにも女性らしい、ナイス突っ込み!な文を添えている。
これらの文が、なかったら、
これらの本は、成立しない。
ただ写真を撮って載せるだけでは、面白くないのだ。
説明文あってこその、おもしろ部屋さしんなのだなと。
だから、俺も、このコーナー、自分で撮った写真に添える文を、もっと楽しく、書かなければならぬなっ!
基本的に、俺が楽しけりゃ、いいのだが、俺が書いてて楽しくないもんは、きっと読者の方々も、楽しくないだろうから。
と、思いつつ、愛すべきこれらの本を、そうだ写真に撮ろう、とハタと思い立った。
『TOKYO STYLE』は、アマゾンで検索したら、今、入手出来るのは、文庫版しかないらしい。小さな文庫版では、あの繁雑な部屋さしんを見るのに、さぞかしたいへんであろうのう。俺は、12000円の初版を持っているのだ。本が、でかいから、写真も当然、でかいのだ。それは、こんな感じの本ですよと、『TOKYO STYLE』を撮影…
と、ここで、更にハタと気がついた。
とあるブログで、
「書籍の紹介において、表紙など、その本自体の写真を載せることは、著作権法上、出来ない」
という事例を、書いておられた方がいたのだ。書籍の写真掲載には、著作権者の許諾が必要なのである。
これは、困った。愛すべき本の撮影・無断掲載が、著作権法違反だったとは。俺、昨日、本棚撮影で、ガンガンに、本の背表紙、撮って、載せちゃったじゃんよー。
著作権に関しては、俺自身、サイト案内詳細編の著作権について で、パクったらコロスとか、脅迫じみたこと書いてるくせに、自分が、都築さんや学研さんの著作権を、侵害してどうする!
※ちなみに、文章の「引用」は、出典と原著作者名を、キチンと明記すれば、問題ない。
あぁ、でも、本の写真、ここに載せたいなぁ…今から、京都書院と、学研に電話して、手紙書いて、許諾申請の手続きをしていたら、今日の更新、出来ないし…
あぁ、どうしよう。
そうだ、こうしよう!
表紙の一部を、伏せてしまえばいいのだっ。ぜんぶは、写さなければいいのだっ
これなら、この本が、『TO●● STYLE』だとは、わかるまいて!
えーと、ちなみに、手前の青い象さんは、食玩の、お風呂で体洗える、ぬいぐるみです。手を差し込んで、おじぎさせたりして、遊んでます。マイルームの、座椅子に、ずーっと置いてあった、青い妙なものの、四角っぽい方は、これです。
さて、謎のインテリア本『TO●● STYLE』、ページをめくると、
マルメンから、本のサイズが、なおいっそー…おや?
上部に、青い妙なものが?なんだろう、あれは。
マルメン君、あの青い妙なものに、接近してみなさい。
正体を確かめるのだ。
青い、ビーズのような?クラゲのような形で?
いったいぜんたい、これは、何の用途に使うものであるか。
読者の皆々様には、いかように推察されておられるであろうか。
実はこれ、
アクセサリーです。
横浜で、ガラリアさん好き好き同盟名誉常任理事氏が、ガラマニへと、買って下さいました。
ありがとう、理事氏ぃ!
装着してみたら、俺によく似合うって、理事氏が。
んん?
どこに、どのように、装着するものかと?
では、つけて見ましょう。
ハイ、青い妙なものをつけた、
俺です↓
↑な、ノーブラにTシャツ姿だろ。