新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

恒例・世界で俺だけが見て楽しい俺の部屋の写真、2012年春のインテリア祭り、電子書籍つき

昨年度、今回と同じ趣旨で、自室のインテリア写真記事を発表したとき、好評もいただいたが、いくたりの識者より、辛辣な批判も受けた。

恒例・世界で俺だけが見て楽しい俺の部屋の写真2011春

この、記事タイトルを見て、「うわあ、お部屋の写真ですって。それは見たいわ、素敵だわ、期待大だわ。」と思い、見てみたら、震災について、長々と「言い訳」を述べていることに、落胆を禁じ得なかったと言われたのだ。

楽しい気持ちで、インテリア写真を見たいと思ったのに、おまえは「言い訳」を先に持ってきた。わたしは、そのような文章など、見たくはなかった。なにより、お部屋の写真だと、銘打ったからには、能書きたれるより、まず先に写真を出せ写真を。

と、言われた俺は、と、言われて、反省しましたよっという、反省文を、またもや先に出してしまったのだった。

さて、本題である。見れ。この部屋を。まっしろ家具、まっしろ家電。インターネットに、ひかりTVに、読書にと、最適にと、作り上げた我が空間。

春4月の、きょうは俺が休日で、お天気は快晴。ちまたのマトモな民は、時候惜しくと、お花見へと、ささとも出かけている、桜色の日日だとゆーに、俺は、相も変わらずの、インドアにんげん、ひきこもり。

あまりにも、快適だからだ、この部屋が。

もうひとつの理由は、はじめて買った電子書籍の機能に、夢中になっているせいもある。

マイPCは、これこのように、東芝のハイスペックノートPC、ダイナブックくんを、デスクトップ扱いで座したまい、三菱の23インチモニタにHDMI端子で接続し、白いキーボードと、白いワイヤレスマウスを、デスクスの中央に向かわせ、きわめて入力しやすい、デュアルディスプレイ状態にしてしまったのだ。

ダイナブックくんは、CPUにインテル Corei7を搭載し、メモリは8GB、OSはもちろん、Win7、HDDは750GBもある。フレッツ光ネクストの200mbpsを、カテゴリー7のLANケーブルで、直指ししたれば、速度測定サイトにて、下り、130mbpsという、まさかの三ケタをはじき出した。

人間というものは、例えていうならば、ウォシュレットを使ったら、もうそれなしでは、アレがアレするのも、ままならないようになるのと同じう。処理の速いパソコンと回線に、慣れてしまったなれば、もう生活水準を、下げることはできなくなる生き物であったろう。

それなので、いまだ存命であった、先代のデスクトップパソコンくん、OSがVistaで、CPUがセレロンで、メモリが2GBで、光回線200メガの速度を、処理しきれなかったあの子は、5周年を待たずして、ドナドナした。

2007年6月8日 新しいパソコン買いました

ありがとう。そして、さようなら、Vistaくん。

そして、嬉しさよこんにちは。

ウワサの電子書籍を、この春4月、俺はとうとう、わがものとした。

4月に入り、俺は、読書熱に浮かされた。本棚から、古典文学の文庫本を、かたはしから引っぱり出し、読みふけっている。

今月読んだ本

ナボコフ「ロリータ」
サガン悲しみよこんにちは
小デュマ「椿姫」
アベ・プレヴォー「マノン・レスコー
ジッド「狭き門」

そして、フランス文学に、このひとあり。レアリスム悲劇を書かせたら、右に出るものはあまりいない、ギ・ド・モーパッサンの「女の一生」。

モーパッサン好き好き病に罹患し、うちじゅうの書棚を探索したが、彼の著作では、新潮文庫の「モーパッサン短編集」が、数冊みつかったのみにて、ほかはなし。モーくんの代表作、「脂肪の塊」を、今すぐ読みたい、すぐにだ、すぐだ。うちには、ないのか。じゃあ、買おう。文庫版で?

いやさ、紙媒体で?

そのとき、ハタと気がついた。そう、俺は、モーパッサン好き好き病をきっかけとし、電子書籍を買うにいたったのだ。

オイ待て。今月は、爪に火をともす勢いで倹約する月間、略して「爪の火作戦」実行中だったのじゃないのかー!俺ぇー!

ま、実をいえば、半年ぐらい前から、計画はしていたのだ。いまや電子書籍といえば、林檎社製のヌルヌルするアレを含め、一般的なスマホも含め、各社から色んな製品が出ているからな。

読書好きな俺にとって、また、インテリア好きな俺にとって、ほしいなと思った本は無尽蔵に買ってきていた(俺の日本語は相変わらずおかしい)これまでの人生であったが、さすがにきょうび、電子書籍の便利さに、躊躇する理由も、なかった。

何か月もかけて、俺は電気屋さんで、林檎の花ほころび川面に霞咲くヌルヌルや、SONYのReader、SHARPガラパゴス、そのほかのタブレット端末、東芝富士通、エイサー、レノボ…などなど、実機を、手にとって吟味してきた。

「手で持つ」ことを重視する製品は、実機をなぶりからかさんと、自分に合っているか否やが、わからぬ。さて、各社の電子書籍機能のついたタブレット端末、ある一社の製品を除いて…どれもこれも…

重いのだ!!ドッシリ貫禄のある、立派な機体ですね、って、軍艦じゃねーんだよ! 俺がほしいのは電子書籍なんだよ!俺は自慢だが、重いものは持てねーんだよ!

俺は、かよわくて、内気で、あまえんぼうで、さびしがりやな、そして握力のない、本が好きなだけの、そんなそんなレデーなのだ。したがって、軽くて、小さい、電子書籍がイイのだ。

だから、これを選んだ。SONYのReaderの中でも、いちばん古い機種で、いちばん軽い、通称5型だ。

SONY Reader PRS-350

ふたつのモーパッサン

右側が、新潮文庫の「女の一生」(平成元年六月五日九十刷)新庄嘉章訳。左側が、鶯色が気に入った、SONY純製カバー。

大きさ、完全に一致。

ふたつのモーパッサン

左側が、ダウンロードして購入した、「脂肪の塊」。

次には、今年になって購入した、お気に入りの椅子をご紹介。見れ。

お手手バンザイ機能つき!

デスクスに向かうさいには、ひじ掛けおろして、キーボード入力しやすく。オシマイするさいには、これこのように、デスクスにぴったり寄りそい、スペースひろびろ。

最後に、こちらさんも。撮影した日にちは古いが、俺の部屋にやってきたお客さんだ。

クローゼットに入ろうとなされたので、それはご遠慮ねがいたいと申しでたところ、ねこまたの兄猫スミさんは、こう言った。

「なんでじゃあ。なんで、こんなかに、はいったら、あかんのじゃあ。」

ガラマニ春のインテリア祭り、2012年版。では、これにて。