新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

リンクされるのは、さだめじゃ。

9/20さんより
「注意書きと検索避けについてものすごく考えさせられました。」

メッセージありがとう御座います、9/20さん!二次創作同人サイトで局部的に流行ってるっぽい「検索避け」と、同じ発想に付随した「注意書き」について、俺自身、考え、考えております。

「検索避け」と「注意書き」のどちらも、おまじないや、オネガイ程度に明記してある分には、俺も、深く考え始めることはなかったと思います。ただ昨今、「二次創作同人サイトは、みんなが、検索避けすべし」的な、啓蒙サイトがが存在するので、それはどうなんかな〜と疑問に思い、一連の記事を書き始めました。

最近流行っぽい「注意書き」の代表例に、「オンラインブックーマーク禁止!」があります。これにも俺は批判的です。俺自身オンラインブックマークをやってますし、自サイトがオンラインブックマークされることもあります。禁止と豪語するサイトさんの気持ちも、わからんでもないんですよ。

ですが、想定外にリンクされる事を、そんなにも、ああ、そんなにも恐れるならば、リンクされないための、技術的な措置をするだけで済むがなと思うんですね。

リンクされないための、もっとも効果的な措置は、ウェブ上でやらないことです。「チラシの裏にでも書いてろ」という言い回しがありますが、俺は、嘲笑の意図でなく、フツーにこれを勧めたいと思います。オフラインでの、同人誌活動です。俺が小中学生だった頃、二次創作は、フツーに紙に書いて、友達に見せておりました。部数を多くしたければ、プリントアウトしてコピー本、印刷屋さんでオフセット本でエエがなと思います。

本を作るのには、お金がかかるから、無料のレンタルブログを使いたいという発想ならば、馬のマークのFC2ブログには、パスワード機能がありますし、なんぼでも被リンク制限の道はあるのになあ、なんでわざわざ公開スペースで、あれはだめこれはだめ言うかなあというのが、俺の素朴な疑問です。

ウェブはウェブ、本は本。ウェブサイトはリンクされ参照されるし、本は手にとられ、紐解かれるためにあります。媒体ごとに表現技法が異なるのは当たり前です。ウェブサイトがリンクされるのは、炎のさだめと思い、そっとしておいてくれと言うのは、言っておくだけにしておくのが、賢明かと思います。