ななこSOS、奥村真理子ら、豪華絵師によるセイカのぬりえ・着色by俺
ぬりえが好きだ。子供の頃から好きだが、今も好きだ。文房具屋さんで、最新のぬりえ帳を買い込んで、ぬっている。
最新セイカのぬりえ帳『オシャレドレスコレクション』
長年にわたり、セイカのぬりえ帳を、愛用している。
『オシャレドレスコレクション』より、着色by俺
この原画を描いている絵師さんは、フリルに対する執着が強く、表現力も多彩だ。だが俺の彩色センスが、平凡で、非常に不満な出来だ。もっと自由にぬりたい。
1970年代セイカのぬりえ『セイカメロディー』作画は奥村真理子先生
『セイカメロディー』を、買ってもらったのは、俺が小学校1年生か、2年生の時だから、かれこれ40年近く前になる。
原画を描いたのは、おそれ多くも、奥村真理子先生である。今さらながら、ビビる。
小学館の学年誌でおなじみだった。奥村真理子先生は、「魔女っ子メグちゃん」や、「それいけ!カッチン」を描いておられた。ぬりえの原画は、線、やわらかくも、豪胆さのある筆致である。題材は、世界の名作文学だ。そこに色鉛筆を入れて、遊べるなんて!なんという幸福だ!
「青い鳥」ぬった日付は1982年。俺が中1の時だ。
「赤いくつ」は、小1か、小2の時だろう。「足ながおじさん」は、1997年と日付が入っている。このぬりえ帳の表紙には、「おわりまで大切に使いましょう」とある。はい、40年来、大切に使っています!まだぬってないページもあります。…楽しみに、とってあるんです!
『ななこSOS』1983年製
大好きな吾妻ひでお先生の作品だ。『ななこSOS』、アニメ化は1983年度なので、このぬりえ帳を購入したのも、その年のはずだ。
当時、中学生だった俺は、習い始めたばかりの、水性マーカーで着色している。
ななこちゃんと、四谷と飯田橋。アニメ四谷は、グラサンが濃い緑色だ。
ツイッターで、これらぬりえ画像を公開していたら、このぬりえ原画を描いたかたの、お名前を教えていただいた。吾妻ひでお先生の当時のアシスタントで、同作品の絵本等を手がけていた、三鷹公一先生だそうです。
※情報をよせて下さった方との、ツイッターでのやりとりを、記事に埋め込もうとしたんですが、なんだかわかんないけど、うまくいかず。なまこ図鑑さんツイートはこちら。
ぬりえをしていると、原画のすごさにうたれるわけですが、三鷹公一先生のタッチはすごい。子供向けのぬりえの中に、パロディがいっぱいこめられているし、ファッショナブルで、女の子のぬりたい心をくすぐるし。
左のページをぬった俺は中学生。右のページをぬった俺は、社会人!これからも、ぬりえで楽しく、遊んでまいりますよ。
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