新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

俺が検索避け推奨論とオンラインブックマーク禁止論に対して懐疑的になるまで

検索避け推奨論と、オンラインブックマーク禁止論は、大意において、無断リンク禁止論にカテゴライズし、述べております。

ガラマニが無断リンク禁止<反対>論者になるまで

俺が「無断リンク禁止論」について、首をかしげ始めたのは、アニメ二次創作の自分のサイトの中に、別ジャンルのコンテンツを書くようになった頃です。その頃、はてなブックマークは未使用で、はてなアンテナを、お気に入りサイト登録用・後で読む用に使っていました。
アニメ作品「聖戦士ダンバイン」オンリーだったマイアンテナに、「大河ドラマ」というカテゴリを設置し、検索してみつけて、これはグーだな、と思ったサイトを、どんどんアンテナに入れていたんですね。

その頃の俺は、まだ「無断リンク禁止!」と書いてあるサイトは、リンクしませんでした。注意書きをしげしげと、それはもうしげしげと読み、「リンクフリーです」「報告不要です」を確認してから、アンテナにイーンしていました。

「おもしろそうなサイトだ。じっくり読もう。」ところが、後日、見に行くと「おや???」となるサイトが、複数あるのです。

あるサイトは、長年更新されてなかったのに、トップが書き変えてありました。どうも、俺がカテゴライズした「大河ドラマ」という扱いが不満だったらしく、目立つところに、大河ドラマを揶揄する一文が添えてあるんです。わざわざ。「ふーん」と、気にしなかったんですが、次の日、長い歴史のあったそのサイトは閉鎖してしまいました。

そのサイトは、日本史ジャンルでした。いいサイトだと好ましく思って、また、俺のアンテナのカテゴリには「ダンバイン」以外には「大河ドラマ」しかなかったので、大河ドラマではなく日本史ジャンルなのはわかってましたが、俺的分類でそうしたんです。俺がリンクしたから、閉鎖したのではなかったのかもしれませんが、タイミング的にねぇ…なんだかいやな感じだな…と思いました。

他には、新選組のイラストサイト。たいへん美しい絵で、気に入りました。そこは、新選組をテーマにした、既存の少女マンガの二次創作イラストと、サイト作者オリジナルの新選組イラストを、分けて展示していました。こうしたサイトの場合、二次創作ページは「無断リンク禁止」で、オリジナルページは「リンクフリー」である場合があります。

そうした場合も想定し、サイトの注意書きをしげしげと、それはもうしげしげと読み、リンクフリーとの明記を確認して、アンテナに入れたのですが、数日後、トップページのタイトルが、HTMLのタイトル属性が、

申し訳ないのですがオンラインブックマークはやめて下さい


に、変わっていたんです。…ビックリしました。わざわざ、こんなことまでするなんて…俺のアンテナのことやなと、すぐ、はずしましたが、リンクフリーって書いたったやんと。どっちなんだと思いました。

一番ショックだったのは、ある素材サイトでした。やはり俺は、注意書き、素材をもらうための規約を、丹念に丹念に、読みました。

「素材使用にさいして、メールでの報告は必要なし」
「ただし利用したサイトから、リンクを貼ること」
「印刷用途も可。ただし商業利用は禁止。私用のみ可」
「バナーは直リンク不可」等。

指示に従い、バナーを保存し、サイトトップに貼り付け、紹介文を推敲し、敬意をはらってリンクしたつもりでした。

四季の風物を描いた、サイト用やびんせん用にカスタマイズされた水彩画など、すばらしい素材ばかり。俺は、ネット上のみならず、俺んちに遊びに来た友人にも紹介して、「きれいな絵だね。」「すごい腕だね。」と、パソコンを囲み和気あいあい、楽しんでました。友人が言いました。

友「この、クリスマスの絵、わたしがハガキとかに使ってもいいの?」

俺「商売に使うんでなければ、いいと書いてあるから、友達に送るカードなら、いいんだよ。」

友「わあ、インターネットってすごいんだねえ!」

目をキラキラさせてそう言った彼女。その刹那、ファイルがどんどん削除されてゆくのがわかったのです。

9月のお月見のページが消え、クリックすると、さっきまで見えていた、10月の運動会、11月のイチョウ、12月の積雪のもみの木と、順番に削除、削除、されてゆきます。

友人は、「あれ?見れなくなっちゃったよ?」とションボリ。俺は、(いったいなんの真似だ…)と、愕然としました。短時間のうちに、そのサイトは、白地のトップインデックスだけになり、「我がブログへとべ」。とんで見ると、「私の素材を、勝手に使われて、憤慨している」むねが述べられています。

勝手に、って?規約は守りました。俺の読み方が間違っていたのか?俺のサイトに使われたのがイヤだったのか?その日は、落ち込みました。

素材サイト作者の、気が変わった瞬間に、俺と友人が、偶然にも立ち会ったのでしょう。しかし、ビックリしましたね。ええ、気分悪かったです。正直、だったら公開してんじゃないよと思いました。まあ、公開してるのがイヤになったんなら閉めればエエので、作者の自由ではあります。

このような経験から、

「なぜ、公開してるものに、妙な条件をつけるんだろう。リンクフリーとうたいながら、想定外のリンクのされ方はイヤだなんて、矛盾してる。」

はてなアンテナなどの、新しいリンク媒体は、そんなに気に障るものなのか。自作サイトのリンクページと何が違うんだ。」

「放置していた素材サイトを、利用されて、イヤになって、閉鎖する気になったなら、勝手にすればいい。…俺も、目についた、リンク可能なものは、リンクさせてもらう。」

と、かつては「無断リンク禁止」表記を、マジメ〜に守っていた俺の考えは、変化してゆきました。サイトの注意書きを読んで読んで、守って守って、挙句がコレです。リンクでつながる構造のウェブにおいて、文言による制約には、実質的な拘束力はないのだと、俺はそのとき判断したのです。

サイトの注意書きを守ろうとしたのに、おまえのやり方だけはイヤだの、おまえだけは見るなだのと、言われた気分でしたから。

最近になって、検索避け推奨論とオンラインブックマーク禁止論に対する、反論が、多く書かれるようになり、俺も反論を書いてきました。俺が好きになってリンクし、それに怒って閉鎖され、俺も怒りました。俺は、リンクし紹介する行為は、賛辞だと思ってやってました。それを侮辱と受け取る御仁もいるのだね。

では、いったい、www(ワールドワイドウェブ)で発表できる事の意義ってなんだったのだろう。誰に見せたくて、誰に見せたくないと、作者が判別したいのならば、なぜwwwで発表してきたのだろう。

友「わあ、インターネットってすごいんだねえ!」

俺は(=誰もが)、たくさん発表してきたし、もっとたくさん批評もされてきました。

批判、批評する行為とは、閲覧者の義務であり、対象物への好悪の感情は、当然の現象です。

文筆と参照からなるwwwにおいて、リンクは必然です。wwwにおいても、なんの世界においても、発表者と批評者は、必ず存在するのです。多と一(たといつ)が存在する限り。

被リンクから逃れるのもけっこう。隠れるのも、おおいにけっこう。しかしリンク可能な場所に置いておいて、なおかつ注意書きをさんざん書いておいて、それを読んだ閲覧者に対してなお、あれはダメこれはダメと。言うのは自由だが、こちらも自由に書かせてもらうぞ、リンクした上で。

…こう考えるようになり、俺は、無断リンク禁止<反対>論者となり、はてなブックマークを使い始めました。

そんなガラマニは別名義のサイトで無断リンク禁止などと言っていた(笑)

このような経緯と前後して。実は、俺自身、ロボット検索を回避するメタタグを入れ、「このサイトは検索避けしています。無断リンク禁止です!」と、天然で主張するサイトも運営しておりました。そして、心底、懲りたのですハッハッハ。

無駄だと!

無駄無駄無駄ァ!検索避けなんて無駄!無断リンク禁止なんて、クチでゆうたって無駄!俺の天然裏サイトには、ご丁寧に、紹介リンクのページを作っていました。アクセス解析もつけてます。アクセス解析初心者だった俺は、解析結果を見て、初めて知ったのです。

こっちからリンクすれば、あっちからも辿ってこれることに!

リンク先には、被リンクを自動的に公開してるサイトも複数ありました!モロばれ、ダダ漏れです!隠れてると思ってた天然ガラマニは、泡食って、リンクページを作り変えました。今にして思えば、因果応報、輪廻は回るの、法王の銀行家です。(←意味不明。「法王の銀行家」とは、こんど、ひかりTVで見ようと思ってる映画)

いやー、裏サイト運営していた、♪あの頃〜俺はぁ〜、バカだったぁ…

自分で書いてて失笑するわ!

被リンクを公開するってゆうのは、例えば、このブログの末尾にある、「Permalink」みたいなのです。これを嫌うサイトぬしもいるんですね。実例:かつての俺

数少ない読者さんにまで、掲示板に書き込むときは、検索避けのために、二次的な単語にはスラッシュ入れろとか、ゆってたんですよ!今の俺様から想像できますか?ハイできますね!バカですね!

ええ本当にバカでした。だって、さっき自分のアンテナに入れたサイトに拒絶されて、気分悪かったってゆったでしょう。俺の裏サイトを、はてなアンテナに入れた人に対して、はずしてくれって、俺、ゆったんですよ。つける薬がないバカです!

今の俺が、検索避け推奨論や、オンラインブックマーク禁止論に対して、バカバカ言いたくなるのは、バカだった自分の経験からくるものです。

バカバカバカバカバカ、ガラマニの、ばかぁ〜!

かえうた主題歌「バグってGO!」

今日もウェブ 昨日もウェブ きっと明日も ウェブ だけど
検索避けしない だって俺は ウェブの戦士 せんし 戦死〜


バグ、バグ、バグってGO! Win&Mac
貼ればわかるさ わかるさ貼られれば
管理人さん 管理人さん アハアハ アッハッハ〜
我は行く


「おまえに貼られてよかった ってこれ、皮肉だからな!
 あそこの同人サーチは、グーグルにひっかかってるぞ!
 閉鎖だ、失敗!」


「そしてブクマは公開型か非公開型か…
 はてブより、もちろんヤフーブクマ。
 うわっちゃちゃ!メ、メタタグは、あらかじめ入れておけよ…」


たどると死ぬぜ 被リンクチェック 地獄へまっしぐら
はてブー はてブ
集まるな、はてなー。検索避けタグ
無断リンクタグで Let's go 炎上!


「おまえら、リンクするな!…するな。するなッ!」


バグ、バグ、バグってGO! Win&Mac
きらいなあいつに コメントされて
運営さん 運営さん アハアハ アッハッハ〜
我は行く


アブラカタブラ 「あ〜、検索避けなんておまじない。」
アブラカタブラ 「あ〜、全力で避けるならば。」


紙、紙、紙でGO! コピーもしない
ノートに書いて タンスにしまう
お客さん お客さん アハアハ アッハッハ〜
誰もいない


アブラカタブラ 「あ〜、余談だがヘタリアの、」
アブラカタブラ 「あ〜、同人ルールが複雑すぎて俺様ついていけないぞ。」


バカバカバカバカ バカバカバカバカ
バカバカバカバカ バカバカバカバカ
バカバカバカバカバカ、ガラマニの、ばかぁ〜!

かえうたの元のうた

ヘタリア キャラクターCD Vol.4 イギリス

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