ベトナム・カンボジア旅行記(1)これは持って行け!持って行かないと後悔する!!
ベトナムの首都、ハノイに2泊、カンボジアの、シエムリアップに3泊、最後に機中泊で、6泊7日の旅に、必要な持ち物。それは何か。なにせ、大学の卒業旅行で、ヨーロッパに行って以来、20年ぶり、生涯で2度めの、海外旅行である。これは夢かしら。ウキウキである。入念に準備した、つもり、であった。
駄菓子菓子!
現地に行ってから、「うわああ、あれ、持ってこればよかった!」などと、後悔しても、遅い。地獄だ。地獄を見るのだ。要点を、箇条書きにするから、読むがいい。
スーツケースは鍵つきの大きめで
wise:ly(ワイズリー)製。自分の身長と腕力で、持ち歩けるよう、かばん屋さんで実物をさわって、選んだ。
ファスナー式のスーツケースは、やめておけと、かばん屋さんに教えてもらった。国際線の預け荷物は、放り投げられ、ヒコーキから突き落とされる。ガッツンガッツンされる。頑丈でなければならない。
鍵は、必要である。ガッツンガッツンされても、開かないように。そして、他人が開けようとしても、簡単には開かないように。
スーツケースの大きさ。何リットルが最適であるかは、旅程や体格に、左右されるだろう。往路は、なかみ50%ぐらいの詰め込みを目指したが、60%ぐらいになってしまった。お土産を、たくさん買う気だったので、荷物はなるべく、少なくしたい。帰りになって、お土産のぶんが、スーツケース以外に増えないように、気をつけ、成功した。
着替えなんか、行く先々で、売るほど売っている。足りなくなったら、買えばいい。
旅行を終えると、俺の白いスーツケースは、あちこち汚れていたが、マニキュア用リムーバーで拭くと、きれいに落ちた。
機内に入ったらすぐ靴をぬぐ
かといって、スリッパは必要か?機内時間は、5時間以下だったので、スリッパは持参しなかった。トイレに立ったのは1回だけだった。靴をぬいで、靴下状態で、じゅうぶんだ。
ベトナム航空の、機内食。まずくもなければ、美味しくもない。俺は毎回、「ソーダ・ウォーター。」を注文していたので、客室乗務員さんには、「ソーダウォーター女」として、帰路に至るまで、覚えていただけることとなった。
はきものはスニーカー、一択
靴はもちろん、スニーカーがよい。見栄をはって、きれいめサンダルなんか、はいて行ったって、誰も見ていないし、足を痛めるだけだ。パトリックのシュリー。細身で、パンツスタイルにぴったり。
冬コートは空港に預ける
中部国際空港には、真冬に、南国へ行く人むけに、帰国までコートを預かりますサービスがある。国際線の、両替所の隣である。ハノイは春で、15〜25度だという。シエムリアップは、乾季で、35度だという。こっちゃー、零下だ。ダウンコートを預けて行けて、非常に助かった。
ヒルトン・ハノイ・オペラはよいホテル
ロビーにはいった瞬間、とても濃い、とてもよい匂いにつつまれた。香りでおもてなしとは、なんと典雅な。
ベトナムは、ヨーロッパと同様、チップの制度がある。俺は、ポーターさんには1ドル、ベッドメイクさんにも1ドル、さし上げることにしていた。
USドルはなるべくたくさん1ドル紙幣にしておけ
必要、これ、絶対。とにかく、ドル紙幣である。出発前に、そのへんの銀行で、両替を済ませて、300ドルを、安物の財布に詰め込んで行った。それでも、1ドル紙幣が足りなくなって、困った困った。飲み物に2ドル。チップに1ドル。すぐ、なくなる。
1ドル紙幣は、たくさん、必要だ。両替が出来る場所で、先に先に、済ませておくと、安心だ。
ベトナムの通貨ドン、カンボジアの通貨リエルは、一度も使わなかった。お釣りで、ドンやリエルが出てきたら、全額をチップに使い切った。
クレジットカードはVISAが大手だがJCBも使える
俺のメインクレカは、JCBだったので、心配していたが、ホテルや、日本人観光客むけの店舗では、JCBが使える。ヒルトン・ハノイ・オペラでは、JCBで支払いした。ただやはり、VISAの指定店舗の方が、多いと感じた。
ヒルトン・ハノイ・オペラは、ハイクラスのホッテールだ。シングルルームで、このボリューム。天井が高いし、ベッドはダブルだ。このホテルにして、よかったなあ。
ベトナムの電源コンセントはCタイプ
俺が持参した電化製品は、3つだけ。スマホと、キャノンのデジカメと、ソニーのハンディカムだ。いまどきの電化製品、電圧は国際規格であるから、変圧器は必要なかった。コンセントの形状がちがうから、変換プラグだけ、あればよかった。
ベトナムはCタイプ。だが、日本人旅行者のためなのか、日本と同じ、Aタイプのソケットまで用意してあった。カンボジアは、穴3つタイプだけども、Cタイプでささった。
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俺は、Cタイプを2個、持って行って、間に合った。
ここまで、俺の旅支度には、欠陥はない。入念に準備した、甲斐があったというものよ。フッ。さすが俺だ。ぬかりないわ。フフッ。
クレンジングは女の命
俺の記事に、検索で、はじめて飛んできたお友達は、俺が、俺俺ゆーとるので、男なのか女なのか、迷うようだが、俺は、ただの、きれいなおねいさんである。俺俺ゆーとるのは、芸風だ。
さて、へさべさの海外旅行、最初の夜を迎えた。アー疲れた。
バスルームもひろびろ、すてき。アメニティも充実。写真は、シャンプー、リンス、ボディソープ、ボディローションで、ホテルのロビー同様、濃い甘い香りがする。夕食はハノイ市内の、フランス式ベトナム料理店で、フルコースをいただいて、大満足。あとは、お風呂に入って、ベッドでごろごろして、寝るだけよ。アー早く、メイク落として、コンタクトはずしたいわあ。
あ、この先、フォントを最大にするので、ビックリしないように。
海外旅行に、ふだん使ったことのない、化粧品のお試しセットを持っていくのは、やめておいたほうがいい。
旅行第1日目。5時に自宅を出て、中部国際空港、国際線の機中、知らない国の空港、やたら冷房が効かせすぎなバス、ホテル、また出てレストラン、ようやくホテルで休める、時刻は22時、時差が2時間あり、一日が26時間あった感覚、やっとお風呂だ、このタイミングで、このシチュエーションで、
クレンジングが、まったく使えなかったときの、絶望感。
女性読者さんには、わかっていただけるだろう。ふだんから、クレンジングには、気をつけているのよ。皮膚をこすらないように、のびのよい、ミルククレンジングを、たっぷり使ってるの。メイク落としシートは、肌をこするから、よくないのよ。旅行期間は7日間だから、そうね、ボトルに入った基礎化粧品セット、一週間お試しセットを持って行きましょう。クレンジングオイルが、チューブでついてるのね。たっぷりあって、よさげだわ。
マチガイ。ぜっんぜん、だめ。メイクが落ちなかったんだ。どうするんだ。海外で、後悔したって、遅いんだ!
信じられないぐらい、落ちない。ぬっても、洗っても、流れない。拭いても、ティッシュに肌色がつかない。なんだこれは。キャー!
クレンジング剤ぐらい、買いにいけばいいじゃないかって?ベトナムの夜は、早いんだ。お店はもう閉まっているし、
さあお風呂入ろうって、服を脱いだ状態で、外なんか出られるかボケカス
ブランド名はふせる。俺が悪いのだ。水道水との相性が合わなかったのでは?とも考えたが、帰国し、自宅で使ってみても、やっぱり落ちなかった。
素直に、メイク落としシートを持って行けばよかったんだ!!
そいで、俺は、どうしたかというと、ホテル備え付けの、固形せっけんを、おもいっくそ泡立てて(泡立てネットは持参していた)、なんとか、しのいだ。ありがとう、現地の固形せっけん。
機中泊にも大活躍のメイク落としシート
これこそ、旅行中、俺が、のどから手が出るほど、ほしくて、手に入らなかった持ち物なのであった。
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海外旅行の必需品、それは、メイク落としシートである。水道のない場所でも、お化粧が落とせる、最強アイテム。その名は、メイク落としシート。持って行かないと、後悔するぞ。俺のように。