新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

京都・奈良旅行記(2)ガラマニ宇治へ行くの巻

3日目は、京都から奈良へと南進する道すがら、宇治に立ち寄った。

ここで解説しよう。俺の一人旅の、第一の特徴は、ズバリ無計画である。

風のふくまま気のむくまま、行き当たりバッタリドッキリコ!第二の特徴は、基本徒歩

長距離移動には、なるべく電車を使いたい。ふだん自家用車でばかり地元で動いている俺の、ほんとうに好きな乗り物は電車である。バスとタクシーは、どうしても必要な場合にしか使わない。

JR大和路線の、宇治駅で降りた俺は、そこで初めて、平等院への行き方を調べるのだ。平等院は、池田屋のある街から近いにも関わらず、俺は小学校の修学旅行以来、来ていなかったのだ。たいがいどこの駅前にもある、観光案内絵地図を見て、目的地への道をいいかげんに把握し、ぶらぶら、ブンラブラ、♪あっちかな〜 こっちかな〜 どこまで行ったら極楽か〜 西方浄土はフジワラか〜♪即興で作詞作曲した歌を、うたいながら歩く。

商店街をぬけると、平等院の門に到着。門前のそば屋さんで「茶そばかけ」をズルズル食し、さあ腹ごしらえは万端、藤原さんが作った、極楽浄土もかくありなんへイーン。

十円玉に描かれている鳳凰堂。流麗やね。庭園と建造物の調和が、まさに極楽浄土。絢爛豪華であり、ひかえめだ。押すとこと抑えるとこを、よく分かってる人が管理していると見える。創建当時と現在とでは、朱塗りがはげていることもあり、「見せ方」を変えている平等院。当たり前のようで、こういう演出が出来ている所とダメな所があり、平等院は「今風」でグッドだ。

雨空なのが残念だが、そのおかげで、今回の旅程では、どこへ行ってもすいていた。まあ俺なんて、ふだんの行いがよいので、肝心なスポットに到着すると、チャーンと雨があがるのだ。

鳳凰堂を見たあと、撮影禁止の資料館へ。館の出口に、ここでしか買えない平等院グッズショップがあるのもお約束。すてきな意匠のファイルケースとマグネットを購入。

院の外へ出てみると、ごうごうと流れる宇治川べりが美しかったので、橋を渡ってみようと進んだ。

宇治川、水量多すぎ。そして鳥だらけ。♪カモメの水兵さん〜 川鵜の斥候さん〜 白いふく黒いふく茶色はマガモ〜 宇治川チャプチャプ浮かんでる〜♪おお、いかんいかん、替え歌うたうと、ジャスラックがやってくるぜ!お母さん怖いよー。ジャスラックが来るよー。*1とかなんとかつぶやきつつ、あ!でっかい鳥たん発見!

♪白サギさんからおメールついた〜 青サギさんたらゴミ箱入れた〜 仕方がないので件名変えた〜 さっきのメールの同文送信♪ああ、だめ、替え歌はジャスラッ(以下略

その時。

こ、これは…?写真左下の碑文より、以下引用。

宇治川先陣の碑 Uji River Bttleground Monument
古代より水陸交通の要衝であった宇治は、幾多の合戦の舞台となり、なかでも、寿永3年(1184)の木曽義仲と朝廷から義仲追討の任を受けた源義経の戦いは有名です。天下の激流を挟んだ両軍の決戦は、義経軍の名馬「するすみ」に乗った梶原景季と名馬「いけづき」に乗った佐々木高綱の「先陣争い」で幕を切って落としました。(以下略)

ホォオオオオッ、カゲスエたん!かじわらのゲンタカゲスエたんがここに来たでしか!

来たでしかって、知ってろよ、俺。いやいや、感激だわ。2005年度NHK大河ドラマ義経」で、俺は小栗旬さん演ずるカゲスエたんが大好きだったんで、旅先で思いがけず、彼の雄姿に出会えた、そんな気分になったのだ。特に異郷の地で、磨墨(するすみ)の名を見ると、故郷ガラマニ県の郡上市明宝村が思い出されて、なおうれし。ウマの磨墨たんは、ガラマニ県の奥美濃と呼ばれる地で生まれたというので、withカゲスエたんの銅像がたってるんでしよ。

下記URLを参照されたし。
http://www.gujomeiho.jp/dento.html

ガラマニ作 カゲスエたん萌えの「義経」感想文はこの真ん中以下あたりに。
http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/nissi29.taiga.yositune-1.html

宇治上神社にお参りし、源氏物語のムスコの代のお話し(宇治十帖)をなんとなく思い出しながら、楽しい宇治川散策を終えた俺。JR宇治駅に歩いて戻り、奈良のホテルにまずは直行。なにせ荷物が重いので、とりあえずチェックインしたい。以下次号。

*1:07/3/6追記:「おふくろさん」騒動が起こり、色んな記事を読んでいるうちに、替え歌は、JASRACの管轄外だと分かった。許諾申請先は、作詞者だ。ジャスラックさんにお詫びし訂正します。でも来ないでコワイと思うのは止まらない〜♪