新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

ガラマニ日誌【28】04/11/20(土)ガラマニ、白川郷へ行く

白川郷(しらかわごう)とは、昔ながらの、合掌造りの民家が、保存されている村である。

それだけならば、珍しくない。合掌造りの「博物館」や、「民芸品店」ならば、日本じゅうに、多くあろう。この村の稀有な点とは、一村落が、合掌造りで統一してある点、そして、その合掌造りの家に、普通ぅ~に、村人が住んでいる点なのである。

軒先には、おじいちゃんのモモヒキとかが干してあり、裏口には、子供の自転車とかが、置かれている。こういう、普通ぅ~の、ひとんちを、おおぜいの観光客が、ぞろぞろ、見て回ってしまう村、

「ここが自分ちだったら、四六時中見られて、庭歩かれて…イヤだな…」

だもんだから、見てる分には、面白いのである。

先だって、この村が、世界文化遺産に指定された。
よく晴れた休日、ガラマニは、新車を飛ばして、この村へと向かった。

村内のきっさ店で、コーヒーについてきた
世界文化遺産白川郷」と印刷包装されたお菓子は、普通ぅ~のウエハースだった。
つーか、「○らさぎ」と同じ製菓会社製の、単なるウエハースだった。

「しらさ○」とは、ガラマニ県が誇る、テロ並にまずい、
どこの誰にも、お土産として贈れない、地獄のお菓子であり、
白川郷とは、縁もユカリも無い地域の、名物(テロ)であり、
間違っても、世界文化遺産には、味的にも地理的にも、そぐわないものなのである。
…わかる人だけウケてくれ。

 

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↑これが、普通ぅ~に、人が住んでるおうちなのだ。手前の遊歩道も、個人のお庭なのだ。維持管理が、さぞかしたいへんであろう、のう、ミズル。

 

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世界文化遺産な村落、白川郷の新たな名所(と、俺が指定)、コンクリ製の、ゆれるつり橋。鉄筋通して、コンクリで固めただけの構造のようだ。地震対策は大丈夫なのだろうか。のう、ミズル。

 

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↑このように、納屋ですら、わざわざ合掌造りにしてあるのだ。それどころか、写真は無いが、消火栓も、ヤンマーコンバイン置き場のトタン屋根ですらも、オール合掌造りの形なのだ…難儀なことであるな、のう、ミズル。

 

十年ほど前、まだ、この村が、世界文化遺産に指定されていなかった頃、ここに行った際のこと。

村のメインストリートから少し離れた、見事な合掌造りの民家に、

板に、墨で手書きな看板が、犬小屋に立てかけて、置いてあり…

「うちは見世物じゃない!勝手に庭を歩くな!入るな!見るな!」

と書きなぐってあり…犬小屋のいぬが、

アインアインアインッ」

と、いなないていたのが、非常ぅ~に印象的だった。

その家でさえも、今日行ったら、キチンと「見世物」になっていた…

世界文化遺産に、指定されると、色々、たいへんな、ご苦労が、あるのだろうなぁ…

と、思いつつ、振り返りつつ、白川郷を去る俺であった。

 

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白川郷よ、また来る日までオブリガードウ