新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

黒い長いもの

黒い、長いものが、ふたつ、あります。

ツチノコのようです。築地のマグロのようです。ダークうまい棒のようです。ダークうまい棒?真っ黒な棒状だと言いたいのでしょう。

これら黒い長いものは、なぜに、ふたつ並んでいるのでしょう?なぜに、同じ姿勢でタテに横たわるのでしょう?

黒い長いものは、腹部がモフモフしています。黒い長いもの、向かって左は、兄スミ、右が、弟ロミです。

年功序列の厳しいオス社会において、2歳、年齢のちがうこいつらは、しょっちゅう、ケンカしています。噛みつきあって、じゃれてる程度ですが、ロミはその「じゃれあい」のケガで、何度か、いぬねこ病院行きになっています。去勢してなかったら、どちらかは家出していたでしょう。

兄スミは、2001年7月生。弟ロミは、2003年11月生と、いぬねこ病院のカルテには記されていますが、推定年齢です。

ガラマニ家の猫:黒い三騎士

スミとロミは、母猫は同じですが、父猫は、うちの近所で隆盛だった黒猫一族の誰かとしか、わかりません。スミの推定実父は、クロヒョウという呼び名でした。それはそれは巨体で、眼光するどく、地域のボスでした。

スミは、同時に生まれた父種の同じ兄弟であるホシ(故猫)とは、抱き合いながら眠るほど、仲良しでしたが、2歳年下のロミが、なわばりに侵入してきた時には、なかなか認めませんでした。

ホシが去り、何年か経った現在にいたっても、スミは、ロミが大人になってきたのが、ますます気に入らないのか、「ガッ」、します。この写真撮影の直後も、この姿勢からとつぜんに、スミ(左)がロミ(右)に、「ガッ」し、ロミは「ピギャー」と叫びの、バトル展開になりました。

そんな、ふだんから牽制し合っているスミとロミが、おとなしく並んでいる理由は、これです。

ストーブ。今日は寒かったですものねえ。

ストーブに近いほうが、王様ポジションですから、兄スミが、陣取っています。弟ロミも、負けじと、おにいちゃんと同じポーズできめているというわけです。