新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

侍ジャイアンツ

先日、地デジチューナーつきハイビジョンテレビを購入し、ケーブルテレビ経由で、地上デジタル放送を見る環境になりました。そして、デジタルの画質に見とれるよりも、キッズステーションなどの、専門チャンネルのスバラシサに、どっぷりとはまってしまっています。

侍ジャイアンツ DVD BOX 1

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中でも「侍ジャイアンツ」。子供の頃に見ていたときは、主人公の番場蛮に惚れていましたが、いま見て、また惚れてしまいました。大塚康生作画監督が描く蛮ちゃんには、男の色気がむんむんあふれております。アニメ「侍ジャイアンツ」の魅力は、番場蛮がくりだす魔球であると、多くの解説サイトが論じておりますが、男好きな俺が感じる、同作の最大の魅力は、なんといっても快男児、蛮ちゃんの男気であります。

番場蛮は、女殺しなんです。(じっさい、作中でも、番場蛮はみんなから、蛮ちゃん、蛮ちゃんと呼ばれ、よくよく愛される人柄です。敵はもちろん多いが、非常にモテる男です。それも老若男女問わず。)

はまっていた野球漫画はなにかと質問すると、その人の年代がわかります。俺はというと、「侍ジャイアンツ」のリアル世代ではなく、その後に大ブームとなった「ドカベン」の世代です。「侍ジャイアンツ」は俺より上、さらに上の世代が「巨人の星」、さらに上は「ちかいの魔球」かな?

侍ジャイアンツ」は、よく「巨人の星」と比較されます。原作者が同じ、梶原一騎であり、魔球や、登場人物の配置など、似ている点が多い。

しかし、故・富山敬さん演ずる番場蛮が、星飛雄馬山田太郎と決定的に違う点は、女殺しの色気です。飛雄馬とやーまだは、まったくモテないわけではありませんが、堅実でまじめで、女に対する積極性では、蛮ちゃんに遠く及びません。豪放磊落。野生児。バンカラ。いろんな形容が思いつきます。古きよき時代の男だ…とも思う、蛮ちゃんのことを。

蛮ちゃんの想い人、美並理香ちゃんには、ルパン三世峰不二子に似た、女の色気が満ちており、(作画が「ルパン三世」と同じく、大塚康生さんなので)かたや、男くさい色気に満ちた番場蛮とのカップリング。萌えずにはいられません。

とにかくだ。蛮ちゃん、オットコマエ。主題歌作曲は菊地俊輔、演出は長浜忠夫。各話の絵コンテは、富野喜幸*1出崎統など豪華メンバー。

【参考サイトさん】

大塚作画に着目している http://homepage1.nifty.com/ei-chan/animee03.htm

原作マンガについて詳細 http://kotodama.air-nifty.com/essay/2006/11/10_b616.html

荒唐無稽さにおもしろ突っ込み http://www4.plala.or.jp/hiroiti/hibo/hi_bo08.html

*1:富野善幸:言わずと知れた、現在の富野由悠季