新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

ふとん圧縮袋について

思いっきりパーソナルな愚痴です。

我が家には、お客様用ふとんが十組あるにも関わらず、それを入れる押入れが一間分しかありません。お正月に来客があり、ふとんを十組出し、それをしまうために使うのが、ビニル製のふとん圧縮袋です。…俺はこれが大嫌いなんです。

だいたい、十組のふとんが必要な住宅に、なぜ押し入れが一間しかないのか。それを言い出すとラチがあかないので、俺の不平はふとん圧縮袋に集中します。

まず、密閉が不完全です。押し入れの中でふくらんで、元の大きさになっているので、引き出す時パンパンでたいへんです。

次に、しまう時、ビニルのクチを一気に閉めるはさむやつが、ぜんぜん閉まりません。結局、指でプチプチすることになり、十組の敷き布団、掛け布団、枕、毛布…たいへんな数で、手間です。俺なんて体力的には、か弱いですから、布団一組を持ち上げて、ビニルに押し込むだけで、大汗かきます。次に掃除機を、圧縮袋の吸飲口に付け、スイッチオンした時の、あの、ギュールルルルシュシュシュシュと縮んでゆく様子が、なんかこー生理的にキモチ悪いんです。圧縮完了したふとんinビニルがまた、なんとゆうか、巨大濡れ煎餅のようで、キモチ悪いこと、この上ないのです。

いちばんキモチ悪いのが、ビニル自体の感触と音なんですね。分厚くて、角張ってて。ガサガサ、グシャグシャ、ビニルが押し入れ内でこすれ合う音がイヤ!ふとん同士ならキモチいいのに、ビニル同士だとア゛ァーッ!

キモチ悪いという感性的な問題は仕方が無いとしても、圧縮する都度、思うのです。十組を圧縮して押入れに戻すまでに、90分はかかり、息があがってゼィゼィハァハァ、すげー労力なんですね。ここまでして、なぜ圧縮しなければならないのかと。ビニル袋の単価と、圧縮によって得られる収納余地と、それに費やされる労働のバランスに、納得出来ないんです。商品個別の性能ではなく、ふとんを圧縮する行為そのものに無理があるような気がしてなりません。いやもう分析ヅラはいい!大嫌いです、ふとん圧縮袋がッ!

圧縮袋嫌いが嵩じてか、反してか、俺は和風旅館にあるような、布団部屋が大好きです。ふとん専用収納ルームだなんて、なんてすてきなんでしょう。一部屋ぜんぶ、フワフワのふとんでいっぱーい。ああ、俺の家にもあったらよかったのに、布団部屋…。圧縮しすぎて、すさみました。おやすみなさいまし。