新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

第30話 城主になりました

気がつけばもう30話かぁ。若かった一豊も、はや四十路になり、きょうからは、とうとう城持ち大名。住まいが変われば着物も変わり、顔にはおひげが加わりました。千代でなくとも惚れ直してしまいそうな男ぶりです。俺は、このぐらいの年齢の男性が好みなんですよ。ロンドンブーツ田村淳氏演ずる中村一氏さんも、口ひげと太い発声が似合い、貫禄が出てきました。ああ、四十路はなんてオットコマエなのだろうかしら〜

城主となった一豊(カズトヨ)のもとに、離れ離れになっていた、弟の康豊(ヤストヨ)が帰ってきましたね。ちょっち史実ネタばれを書きます。山内一豊がのちに高知県入りする段になると、地元のかたがたにとっては喜ばしからぬ事件を起こすのだそうです。その史実と、今作で描かれている、純朴なヒーロー、一豊像とには、イメージ的にギャップがあります。俺は、大石静脚本が、舞台が高知県になってからをどう描くかに、非常に興味を持っております。

それで、弟の康豊が以前、ドラマに登場したとき、いかにもイジワルッ子だったので、俺は、土佐の国に行ってからの一豊の負い目を、この弟がになう展開にするつもりでは?と推測してたんですよ。NHK大河ドラマは、一見、リアルな歴史劇に見えますけども、史実のシの字もない作り話を、よくやりおるんですわ。(「北条時宗」んときの赤マフラーはやりすぎでしたがねギャーハッハッハッハ)また、原作の小説にない設定を、ドラマで作り出すことも、よくあります。「武田信玄」んとき、原作における悪役は、信玄の正妻、三条夫人でしたが、大河ドラマでは、三条夫人おつきの侍女を、悪役に仕立て上げました。

NHK大河ドラマ史上、最強のオリジナル女性キャラ、その名は、八重!演ずるは、小川真由美さんです。

こうした事例から、俺は、土佐の国では、かならずしもヒーロー扱いはされていない(らしい)山内家の、悪い役どころは、康豊が引き受けることになるのではないかな?なーんて思って、史実サイトをあさったりしました。とかゆって、ぜんぜん違ってたりしてな!それはそれでエエんじゃ。おもしろければ。

参考:NHK大河ドラマ全年表
http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/nissi29.nhk.taiga.html