ベトナム・カンボジア旅行記(7)密林のベンメリア、船でゆくトンレサップ湖
のっけから、おわびします。ベンメリア遺跡の写真が、少ないです。
なぜかと言うと、ベンメリアでの、ほぼ全ての写真に、俺が写り込んでいるからです!だから、やむなく、この写真で、いちばん美しい部分を、塗りつぶしました!残念です!はぁー ココロから残念です!美しいのっにっぃーいー!
ベンメリアは、ヒンズー教の寺院で、スールヤヴァルマン2世(アンコール・ワットと同じ作者王)によって、建設された、たぶん。
そいで、旅行記(5)で書いたタ・プローム寺院と同様に、遺跡発見当時はこんなんだったということを、遺跡保護のしんどさを、後世に伝えるために、あえて再建しない状態で、公開されている。このように、大きな礎石が、ゴンロゴロしており、密林はウジャウジャ茂っており…。こんなんだったものを、考えてー、考えて−、苦労してー、苦労してー、組み立てたのが、アンコール・ワットや、アンコール・トムなど、他の遺跡なのだと。
お昼は、中華な飲茶(ヤムチャ)。
甘じょっぱい、包み系。
「麺類は裏切らない」 ←同行した大学生女性の名言。感動した。
午後は、まるまる、トンレサップ湖クルーズだ。お船に乗るんだ。
東南アジア最大の淡水湖、トンレサップ湖には、水上生活者の「街」がある。この湖は、広いが、浅い。俺が行った3月は乾季だったので、水深は、いちばん深いところでも、2メートルぐらいしかないそうだ。じっさい、船に乗っていて、水底スレッスレをクルーズさせてるのがよくわかった。
お船からおりて、水上マーケットに到着。にわとりの置物が、かわいらしい。
黄色いのは、ほとけさまがおられるお仏壇である。カンボジア人の90パーセントは、仏教徒だ。俺も、仏教徒だ。お仏壇や、おしゃかさまを、みつけると、すごく嬉しい。
湖のドン真ん中の、水上マーケットで、かわいがられている、お利口な、わんこ。
一方こちらは、ワニ子。お土産屋さんでは、ワニ皮のベルトや、ハンドバッグを、販売していた。
お魚類の干物。…やっぱりガイドさんが、おなか壊すから、食べたらいけないって…
太陽が、傾いて、きた。魚醤(ぎょしょう)の香りがただよう、俺の大好きな、空気。
いつまでも、ここにいたいと、思った。