新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

ひかりTVビデオざんまいプランで見た映画一覧。2012年10月は15本!

10月は、読書月間と、俺内で定めていたので、映画は少なめの、15本。

(1)キンダガードン・コップ(1990)米

キンダガートン・コップ [DVD]

ハズレが許されない、俺の、その週の最後の娯楽時間。また、月初めの大事な一本目。ハズレが許されない。大事なことなので二回いいました。

こーゆー場合、何度も見ているが、何度見てもおもしろい、何度でも見たいと思う、大好きな映画をチョイスするに限る。

シュワちゃんの映画に、なにげにハズレなし。俺はシュワちゃんのことを、そんなに、べつだん、大好きでもないんだが、この人が主演の映画でハズレはない。中でも、彼の強面(こわおもて)なキャラを、正反対のシチュエーションに置いた今作は、傑作中の傑作なんである。

キンダガードンとは、幼稚園のことだ。コワイおまわりさんのシュワちゃんが、保父さんになって、犯人さがしをするという、抱腹絶倒のコメディであり、教育愛に目覚めたシュワちゃんが、子供達と父兄と、幼稚園の園長先生に愛されてゆくお話しは、感動の嵐がふきまくる。

実子を虐待していた父親をブン殴ったシュワちゃんに、園長先生が語ったセリフは、終生、忘れることができない。

「あなたが、警官として、どのくらい優秀なのかは、わたしは知りません。

 ですが、あなたは、非常に優秀な、教師です。」

(2)陽暉楼(1983)日

陽暉楼 [DVD]

大好物の緒形拳!堪能しました。

(3)友情(1975)日

友情 [DVD]

渥美清と、若すぎて、息子のほうなのか親父のほうなのか、見分けがつかない中村勘九郎、夢の共演。松坂慶子の美しさにも脱帽。

(4)誘拐ラプソディー(2009)

誘拐ラプソディー 特別版 [DVD]

哀川翔の、あの独特のボイスの使い方の、スバラシイお手本映画。

(5)ロスト・クライム-閃光-(2010)日

ロストクライム-閃光-特別版 [DVD]

三億円事件を題材にとった映画は、世に多いが、その中でこれは…ウーン…ちょっとやりすぎ感が否めないっちゅーか…武田真治の存在意義が、充分に生かされてなかったのが残念。

同事件のことを、「誰も傷つけていない事件」と評するのは間違いだ。俺もそう思うよ。そこを主張したいがための映画だったのだが、その主テーマを軸にして、もっとブレないように作ってほしかった。

(6)泥の河(1981)日

小栗康平監督作品集 DVD-BOX

名画!名画!名画!加賀まりこの美しさに、世界はもっとビックリすべきだ!

(7)大空港(1970)米

大空港 [DVD]

見たい見たいと切望していたパニック映画の金字塔。見終えてもまだ、ドキドキがおさまらない。以下ネタバレ注意。

爆発の犠牲になったスッチャデスさんが、かわいそうで、かわいそうで、アクオスの前で、「助けてあげてー!助けてあげてー!」とワンワン泣いていた。

そして犯人さんの手口である、航空事故保険金の、オッズの高さにビックラよ。←不謹慎

(8)エアポート'75(1974)米

エアポート’75 [DVD]

大空港」に続けて視聴。こちらは何度か見たので、クライマックスで、アレがアレして、チャールトン・ヘストンがアレするのも、旧知で見たが、やっぱり大興奮した。

そしてヒロインの、目と目の間が、近すぎるのにビックラよ。

(9)エアポート'77/バミューダからの脱出(1977)米

エアポート'77/バミューダからの脱出 [DVD]

シリーズ3作目。初視聴。こんどは海底からの脱出劇で、息苦しさ、パニック感、倍増。

乗客の中に身勝手な奴がおるのは毎回だが、今回のそんな奴は…人命救助、レスキューの仕事の大切さ、たいへんさを描いている秀作。

(10)エアポート'80(1979)米

エアポート'80 [DVD]

おいおい、シリーズ最後で、主演がアラン・ドロンってどゆこと?豪華すぎるやろ。見なきゃ損やろ。20世紀が生んだ美男子、白人部門世界第一位、ドロンの名前を冠した香水ブランドの、臭いのセンスはそうでもない、アラン・ドロンの、ミリキ全開。

あの悪者の社長はバカか。コンコルドばっか、何回も狙うなよ。

(11)カリートの道(1993)米

カリートの道 スペシャル・エディション [DVD]

映画の冒頭で、ラストシーンはこうなりますと見せておいて、そこに至る「道」を描いてゆく手法。アル・パチーノはやっぱりいい男。

そして、悪徳バカ弁護士が、ショーン・ペンだったと、後から気がつき、超ビックラ。ぜんぜんかっこよくない、三枚目の役もできる子だったのねん。

(12)7月4日に生まれて(1989)米

7月4日に生まれて スペシャル・エディション [DVD]

トム・クルーズを主演に、ベトナム戦争への反戦思想を、フルスロットルで描いた、オリバー・ストーン監督作品。

オリバー・ストーン監督の前作「プラトーン」は、俺が高校生の時、劇場で見た。

感動した俺は、手書きイラスト入りのチラシを作り、高校で配って、一人でも多くの人に、「プラトーン」見て見てー!!と大宣伝キャンペーンを一人で展開した。あれは、よき青春の思い出だ。

(13)ツールボックス・マーダー(2003)米

ツールボックス・マーダー [DVD]

B級ホラー映画とあなどるなかれ。俺、この映画は気に入った。とにかく映画のすべては、脚本だ。

改装中の、古いマンションに引っ越してきた、ヒロインと旦那。この映画は、見始めて5分で、ヒロインに深く感情移入させられ、彼女が置かれた状況、マンションの間取り、凝ったインテリアなどに注視させられる。よく出来ている。

(14)地獄の変異(2005)米・独

地獄の変異 [DVD]

地下探検サスペンス+オバケ。地下に閉じ込められる閉塞感は、ビシバシ感じた。加えて、オバケが殺しにくるというのもぉー、コワイよね。

ただ、オバケの造形がちょっとなー。華麗なのか小汚いのか、どっちかにしてほしかった。

(15)ダウト(2005)米

ダウト [DVD]

暗いわー。暗いサスペンス、好きだわー。推理がどんどん収束に向かうスピード感も、よかったわー。