新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

第21話 これは見事なサラブレッド

ついに、馬エピソードきましたよ。冒頭、ショッピングモールをペアで歩く、山内夫妻。扇屋さんで、商品にみとれる千代、買ってやろうとする一豊。遠慮して断る千代。このシーンが、クライマックスへの伏線だったッ!

そこへ、田村淳さんたち、男子チームが走ってきて、「馬市だぞ!」今日は、奥さんサービスのショッピングに来たつもりだった一豊、ウマと聞くやいなや、千代に「あ、馬市、今日あったんだ。あ、見に行っていい?」状態に。

あるある。よくある。こういうパターン。あれでしょ、彼氏と繁華街でデートしていて、今日は私の買い物に付き合ってくれるって約束だったのに、場外馬券売り場に人だかりしているのを発見してしまい「あ、レース、今日あったんだ。」以下略な状態だね。ホント、男って、いつの時代も変わらんのう。

馬市に行ってみると、それはそれは見事なサラブレッドが。お値段は、金十両。誰もがほしがる、素晴らしい馬ですが、とても手が出ません。帰宅し、その話しを千代に語る一豊。

一「その馬がのう、金十両じゃと。どうじゃ、あまりに高額で、ビックリしたであろう。あっはっは」

この時、一豊は、すごい馬の話しをして、ビックリさせて、それは純粋に、千代を楽しませようとしていたのですが、これもクライマックスへの伏線だったッ!

賢い奥さん、千代は、金十両と聞き、ピピーンきました。嫁入り時から秘匿してきた、実家の養父母が持たせてくれたへそくりを、今こそ使う時だと。額もピッタシ、十両ある。千代は、そのお金を、手作りきんちゃくに入れ、ニタニタしながら、一豊に差し出しました。

一豊は、てっきり、喜んでくれるとばかり思っていた千代。と、ところが…

山内一豊、初めてのマジ切れ!!

一「なんじゃ、この金は?なにぃ、不破の叔父上が持たせてくれただと。こんな大金を持っていたのを、おまえは今まで、わしに隠しておったのか!」

千「だって、叔父上が、いざという時に使えと…」

一「なにがいざという時にじゃ。今がいざという時か。お、おまえは…わしが怒っているのはのう!

理由1)部下の給料まかなうためにいっぱいいっぱいなのに、へそくりしてたのが気に入らない
理由2)嫁の実家の世話になるのが気に入らない
理由3)金であれなんであれ、女房が隠し事をしていたのが気に入らない
理由4)今朝、扇屋で、わしが買ってやろうとしたのを断っておいて、その女房の方から、ケタはずれに高いプレゼントを買ってもらうなんて、男がすたるから気に入らない
理由5)馬の値段の話しをして、ビックリさせてやったと思ってたのに、あの時おまえは、脳内でへそくりの勘定をしておって、わしの想定の範囲外の行動をとってビックリさせられたのが気に入らない
理由6)そもそも、女房が自分よりも、頭いいことが、ムカつくんだよなホントはな
理由7)でも、稼ぎは自分がしているから、物質面では負けるはずないと思ってた

そう、思って、いたのに…ア ア゛ァーッ!」

あるある。よくある。こういうパターン。ホント、男って、いつの時代も変わらんのう。