第１話
山内一豊。やまうちかずとよ、と読みます。うちの地元にゆかりがある人なのに、名前しか知りませんでした。
山内一豊は、ネームバリューがない主人公だと思われます。なので、彼だけを美男子にして、周囲はオール三枚目でかためて、一豊に、ヒーロー性を持たそうとしたんだなーって思いました。あ、三枚目なのは、信長以外ですね。
お館様・信長さまには、カリスマ性がないといけないですもんね。一豊は、聖戦士ダンバインで例えれば、新興領主ドレイクに滅ぼされた、老臣の嫡男、ニー・ギブンにあたるなーって思いながら見てました。
ニー・ギブンは、反ドレイク陣営のゲリラとなったけど、一豊は、父のかたきである信長に、仕官する道を選んだわけです。信長は、天下を取る器だから、勝てる方に付こうという打算、などではなく、一豊は、信長に男惚れしたからです。と、劇中では描かれていました。
に、してもだ。ヒロイン千代とヒーロー山内一豊以外、キャスト老けすぎじゃないでしょうか。館ひろし氏の信長は、かっこいいけど、いかんせん老けすぎなのが惜しい。秀吉、家康は、もっと老けすぎ。この布陣、そりゃ演技力には心配ないですがね。なんだか、「葵 徳川三代」の悪夢よみがえり〜ってな感じがするんですが。
参考：ガラマニ作 大河年表↓
（「花の生涯」から「新選組！」まででしたが、本年度「功名が辻」まで付け足しました）
http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/nissi29.nhk.taiga.html
では、本日放送の、桶狭間の戦い（1560年）の時点で、合戦に関わったメインキャラが、実際には何歳だったのかを、列挙してみましょう。
江守徹氏の今川義元 41歳
館ひろし氏の織田信長 26歳
柄本明氏の木下藤吉郎 23歳
西田敏行氏の徳川家康 18歳
上川隆也氏の山内一豊 15歳
…に、ににに西田敏行氏が、じゅうはっさい…
しかしのう。一豊、たったの15歳で*1、単身、信長に対峙していくなんて、当時の男はハー、かっこいいぜ。信長も、こうして見ると若いよなあ。まさに漢！だよなぁ。いかん、また大河にハートゲッチュされちまったい。
