金沢旅行記(2)つまらん!俺の旅行写真はつまらん!
つねづね、思っとったんやが、俺の撮る旅行写真って、へたくそで、つまらんくないか。
金沢城公園は広い。足をのばしてひとやすみ。って、これ鎌倉旅行記でやったんと同じパターン。白いスニーカー、素敵でしょ的な。同じ。おんなじ。
石垣の高いこと。市街地にズンとそびえる、金沢城公園の全体像を伝えようと、俺なりに一生懸命、考えて撮影して、こんなんしか撮れてないのだ。自動車を入れたのは、わざとだ。生活感を出したかったんだが。
金沢を訪れたのは、初めてではない。2回目で、23年ぶりだ。前回来たときも、同じアングルで、この門を撮った。当時、ここ金沢城は、国立金沢大学のキャンパスだった、訪れた俺も、大学生だったと思うと、感慨無量になったが、23年経過しても、写真を撮る俺の発想が、なにも変化していない事実に、ガッカリもする。
かつて、ここが大学の構内だったときの光景を思い出し、ああ、俺も歳をとったなあ、ああ、遠くまで来たなあ、などと、思いつくままに文章化しているが、俺の写真がおもしろくない問題は、まったく解決を見ない。
この写真は、たいそう苦労して撮った。楼閣の小窓から、デジカメを持った手を長くさしのべ、一つ手元が狂ったら、カメラまっさかさまに転落するとゆーぐらい、手をのばして撮った。
でも、たいした出来じゃない。
俺の旅行写真が、おもしろくない問題を、いったいぜんたい、どうしたらエエのやろかー。
悩んだ俺が、バカなりに考えて、被写体を変えてみるという手段に出たのが、飯テロ記事だ。
次回は、この手で頑張ってみる。