新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

第33話 お互いの異なる性分を尊ぶべし

きょうの「功名が辻」は、一豊と康豊が兄弟げんかをし、彼らのお母さんである法秀尼さんが亡くなり、秀吉はキリシタン禁止令を出し、細川ガラシャ夫人が緑色の着物を着ていて、茶々たんが顔面パッツンパッツンというお話しでした。法秀尼(ほうしゅうに)さんが、いまわのきわに残した言葉は、格言名言のオンパレードサンバパレードでござりました。

法「考えがちがうということは、実は、素晴らしいことなんです。」

仲違いする息子二人に、母は「おまえら性分が違うのはしゃあない。違って当たり前なんじゃ。それをお互い認め合えば、自分らを高めることが出来るんじゃ。」というような意味のことを、遺言しました。俺ァ、この言葉に励まされましたねえ。今の自分に、誰かの口から、言ってほしかったんですよ。それを、法秀尼さんに、ズバッと言ってもらえて嬉しかったなあ…

第31話で一人娘を失った千代。こんどは、自分の育ての母とも呼べる義母を失い、彼女には、悲しいことが続きます。仲間由紀恵さんは、人の死を悲嘆する演技が、31話のときよりは、少し上達したなと思いましたね。努力してるね、仲間さん。

印象的だったのは、山内一豊です。実子が死んだときも、実母が死んだときも、千代を抱きしめて慰める一豊…特に、実のお母さんのことは、彼の方が千代よりずっと辛いだろうに…自分の悲しみをあらわにするよりも、妻をいたわる方を優先する夫。ある意味、女性作家が描く「理想の夫像」なのかな一豊は、と、ふと思いました。

他にも見どころはたくさんありましたが、俺は、大好きな六平太が、もう出てこないのか?それが気がかりでなりません。この番組一番のオットコマエ、六平太。かつては、千代と一豊のラブラブゲッチューなベッドルームに踏み込んで邪魔するのが趣味だった彼の、再登場が待たれます。