新ガラマニ日誌

ガラリアさん好き好き病のサイトぬし、ガラマニです。

 ガラマニ日誌【32】05/6/5(日)二次創作と著作権

主題歌「キン肉マンGo Fight!」より サビの部分

「♪わたしは(ドジでっ) 強い(つもりっ) キン肉マーン
走る(すべるっ) 見事に(ころぶぅー)
あぁ~ 心にぃ~ 愛がっなっければぁ~ スーパーヒーローじゃ ないのさぁ~
キン肉マーーーン ゴー ファイト!」

作詞:森雪之丞先生です。さすがです、名曲です、キン肉マンのうた。

…と、このように、美しくも強い愛の歌の、歌詞を引用し、ほめたたえたり、
音楽ファイルに録音して、サイトで配布したりすると、
著作権使用料を払え。でなければ音源を削除しろ。もしくはサイトを閉鎖しろ。」
と要求するのが趣味な、団体があります。

その名も高き、JASRAC(じゃすらっく)さんです。

俺は、昔、ラジオやテレビの、コマーシャル製作に携わっていた時期がありました。
製作会社に依頼され、立案から脚本、テレビ用ならば絵コンテを書き、
スポンサー様に、気に入ってもらえると、
次には、声優さんを選び、BGMを選び、という、音的作業に入ります。
コマーシャルで、既成の楽曲を使おうとすると、JASRACさんに申請することになります。
季節感を全面に出したいコマーシャルには、有名な童謡など、ピッタリです。
視聴者の誰もが、知っており、この歌=この季節、と想起しやすいからです。
ところが、その童謡に使用料が発生すること、手続きが必要なことを知るや、スポンサー様が嫌気をお示しになり、
結局、既成曲は使えず、スタジオミキサーに、コマーシャル用フリー素材集から編曲させたりして、
当初作りたかった、季節感あふるる構想は、おじゃんになってしまったことも、ありました。

童謡の作者さんへ、その創造性と労力へ、支払う著作権使用料ならば、キチンと支払うべきです。
あの時、スポンサー様さえ、嫌気をお示しにならなければ、
俺は、いくらでも、JASRACさんと交渉するのに、やぶさかではありませんでした。
ところが、この、胴元さんが徴収している、高価な著作権使用料が、
キチンと、作者さんに還元されているのか、といったら、そうでもないのだと、
上記リンクのサイトさんを読んで、知りました。ハー、とんでもないですねー。

さて、本日のテーマは、タイトルズバリ、二次創作と著作権、であります。
商用で、著作権に関わる事態には、上述のように、俺は経験しました。
こちとらも「商用」でありますから、お金が絡むのは当然でありますし、
それがいくら高価であっても、作者さんに支払われるならば、敬意と金銭を払ってしかるべきです。

が、しかし。

ウチのサイトのような、非営利行為で、且つ、原作者さんへの好意で、
二次創作をする際にも、同様の著作権使用料が、科せられるはず、なのですが、
ウチのサイトが、翻案著作権を侵害しているはずの、著作権保持者さんは、

1)ファンサイトは、数が多すぎるから、いちいち摘発・徴収してらんねえ。当社はJASRACと違って暇じゃねぇからな
2)ダンバインのような昔のアニメを、ファンサイトが宣伝してくれるおかげで、
DVD、バンダイチャンネル、新作フィギア、アマゾン(含むアファリエイト)等々における、利益が期待出来るよなぁ
3)でも、当社の利益につながるから、黙認してやってもいいんじゃね?な観点に反して、
著作権法上では、二次創作ファンサイトは、レッキとした違反なんだよなぁ
4)よしわかった、公式サイトで、禁止だよって警告しておいて、ファンサイト用のスペースをこっちで用意しよう

という、現行のウェブサイト事情(たぶん)を鑑みると、色々と、考えさせられるわけです。

ガラマニは、実のところ、このサイトを開設する以前に、
朝日はサンライズな、ダンバイン著作権保持者に許諾申請し、
著作権使用料を、要求されるならばその金額を、支払おうと考えておりました。
しかし、他のファンサイトさんは、どこも、許諾申請はせず、

「当サイトには、管理人が趣味で描いた絵や、感想文や、小説を掲載しております。
ダンバインとかダンバインとかダンバインとかの、朝日はサンライズな方とは、関係ありません。」

みたいな、前後の文脈が支離滅裂な断り書きで、済ませている状況を見て、思い止まりました。

なにが支離滅裂って、あーた。趣味で、サイトまで作っているっつーことは、ダンバインとかのことを、
ものっそい好きだって宣言してるわけで。なのに、当のダンバインとかとは、
関係ないって、なにが、どこが、関係ないのか、気持ち的には関係ありすぎなわけで、
wwwに発信している以上、朝日はサンライズの公式サイトと、同じ土俵に立っているわけで、


つーかハッキリ言うとだな、宣伝記事だけの公式サイトや、
公式が認可してる、「ひのぼりドッとネッと!」なんかより、
あなたの同人サイトの方が、3億倍面白いわけですよ。
これなら、みんなが楽しく読んで、かつ、本編を見よう、DVD買おうって気にもなるんですよ。


俺が、朝日はサンライズに許諾申請なんか出して、あまつさえ、お金払ったら許可してくれましたー、
なーんて事態になったら、同人サイト全体の歩調を乱す事になるな。

さらにだ。下手に、許諾申請なんかすると、<これはダメ あれはダメ>な、制約が付いてくる。
公式が、唯一、ファンサイト活動を認可している「ひのぼりドッとネッと!」がいい例じゃんか。
このネーミングセンスもなんとかならんのか。どれもこれも、
確信犯のアングラサイトより、ずっと怪しい雰囲気かもし出してる、
意味不明サイトばっかりじゃんよ。ひどいのになると、
「当サイトは公式に認可されてるんですよ。非公式の掲示板で批判するのは反則なのでやめて下さい(涙」
ハァ?ううむぅ、制約守って公式で有頂天になると、ここまで狂えるものなのか、にんげんとは。
サンライズ作品の公式サイトに、リンク貼ってた、熱心なファンサイトさんが、
いきなり、リンク切れになってて、強制的にひのぼりに飛ばされるって、嘆いてましたよ朝日さんー。

…こういう、制約のせいで、過去、仕事上でも、どれだけ苦労したことか。
商業出版物の仕事をした時、画像掲載や記事引用のために、著作権許諾申請を、あちこちの有名出版社に出した。
あの時、各出版社の、著作権部門担当者の、居丈高でいいかげんな態度に、どれだけ怒り狂ったことか。

…みんなが非公式でやってるからいいじゃん、ではないのだ。
むしろ、著作権許諾申請なんか、しない方が、純粋なファンの気持ちを、表現出来るのだ。
自由な発想で、二次創作が出来るのだ。そういうサイトの方が、作る方も、読む方も、楽しいのだ。
ダンバインが、ガラリアさんが好きだって、大声で、世界じゅうに発信出来るのだ。
ひのぼりなにがしで、お墨付き頂いて、制約でギチギチの中でなんて、
この気持ちを、存分に表現することなんか、出来やしないのだ…この…熱い、熱い、ガラリアさんへの気持ち…
…PCモニタに向かい続け、二次創作小説「月下の花」を、血まなこになって書き続け、
ふと気が付いたら、もう夜は明けていて、窓の外を見やると、あぁ、あれはっ。

 

「朝日は…サン…ライズ…」

 

このフレーズの方が、「ひのぼりドッとネッと!」なんかより、ずっと面白い~じゃ~んさぁ!!


と、言うわけで、ガラマニは、非公式であること、同人サイトであることにこそ、
ファン活動たる、存在意義があると、考えるにいたりました。

日本のアニメーション文化、ジャパニメーションが、全世界で高い評価を受け、
Zガンダムの新作映画が製作され、聖戦士ダンバインの新作フィギアが売り出され、
新作ダンバガチャは、車を走らせて県外まで遠征しても、どこもガチャからっぽで、
でも、どぉしても、欲しいから、馴染みの玩具屋さんで、また問屋買いしてしまった(財布が涙)のも、すべては、

たくさんの、同人サイトさんが、同人誌作家さんが、日夜、活動し続けているからに、他なりません。

二次創作することの、楽しさ、嬉しさの、なんと、かけがえのないことでしょう。
そして、これら同人サイトが、新たなファン(購買層)を作っていく事実の前に、

著作権法がなんぼのもんじゃいッ!規制する方がおかしいわ!
俺の二次創作を、規制したり、禁止したりする法律ならば、そんな法律はカオスにくれてやるわッ!

と、ハゲシク思うのであります。


そう、二次創作というものの、価値。
次は、同人作家のあり方、同人魂 というものについて、述べようと思います。


今から、25年ほど昔。日本の、とある地方都市に、1人の青年画家が、住んでおりました。
彼には、妻子がありましたが、彼の純粋絵画は売れず、家計は逼迫(ひっぱく)していました。
青年画家は、妻子を養うために、幼稚園の絵画教室で、講師のアルバイトを始めました。

園児たちに、青年画家は、「みんなが、大好きなものを、描きたいように、描いてごらん。」と言いました。

すると、園児たちは、嬉々として、画用紙にクレヨンをぶつけて、

キン肉マンの絵を、描いたのです。あの、歌を、くちずさみながら!

「わたしはっ、どじでー、つよい、つもりー、キンにーくマーン♪」

他の男の子たちも、負けじと、歌いながら、テリーマンや、ミートくんの絵を、描きました。

青年画家は、そんな子供たちを、ほめたたえました。

「そうか、みんな、キン肉マンが、好きか。すごいぞ、いいぞ。もっと、思いっきり、描いてごらん!
画用紙から、はみ出したって、いいんだよ。おっ、この人は、なんていう人?
ふうん、ラーメンマンっていうのか。おもしろい顔だね。うん?違うって?ラーメンマンは、かっこいいんだって?
そうか、じゃあ、君の大好きな、かっこいいラーメンマンを、もっとかっこよく描こうな!」

すると、園児に、そんな指導をしているアルバイトの青年画家を、咎める者が、いました。
幼稚園の、園長先生です。初老の婦人は、青年に、こう言いました。

「あの、先生?!そんな、漫画の絵なんか、子供に、描かせないで下さい!
当園は、アカデミックな芸術指導をする事で、地域に知られておりますのよ。困りますわ、漫画の絵なんて!」

青年画家は、こう答えました。

「アカデミックとは、何を指しておっしゃっているのですか。」

「決まっておりますでしょう。絵画なら、ダ・ビンチですとか、ゴッホとか。
音楽なら、モーツアルトとか、ベートーヴェンとかです。
漫画のまねした絵をほめるなんて、純粋絵画を描かれる、あなたらしくもない。」

すると、その若い青年は、きっぱりと、言いました。

「漫画の、なにがいけないのです。まねして描くことの、なにが、アカデミックでないのです。
これを描きたい、という気持ちこそ、あらゆる芸術の根幹です。
子供たちは、お母さんやお父さんや、お花やちょうちょを、大好きだから、絵に描くのと同じように、
キン肉マンを、大好きだから、こんなに楽しそうに、クレヨンを握っているのですよ。
子供たちから、描きたい!という気持ちを奪って、出来上がるアカデミズムなんか、存在しません!」

ガラマニは、この青年画家のエピソードを知ったとき、彼の言は、一般的・普遍的芸術論であると同時に、
同人魂の、なんたるかを、表現していると、感じました。

俺は、当サイト案内詳細編の「著作権について」 で、同人魂が、いかにファンにとって重要であるかを、
論じようとして、長文になりすぎると判断したため、この日誌を、書いております。

どうじんだましい。それは、「大好きだから、自分でかきたい!」という気持ちのことです。

同人誌文化が、日本に生まれた頃、そのほとんどが、完全オリジナルでありました。
それが、ファーストガンダム本放送の頃より、
いわゆる、アニメのパロディ同人誌が、大半を占めるようになりました。
オリジナルをもって、正統と自称する、同人作家さんたちが、アニパロ同人誌ブームを、
「勝手に、既成の作品をまねして描いて、何が同人作家よ」と、悪く言う事も、ありました。

しかし、ガラマニは…ガラリア・マニアが誕生した1983年に…ダンバインの同人誌サークルに入った時から、
本日この時まで、ガラリア・ニャムヒーを、ダンバインを題材にした、自分の作品を、
完全オリジナル作品に、劣るものだと、考えた事は、ただの一度もありません。

俺は、オリジナルの小説も、絵も、かきます。二次創作も、かきます。
紙媒体の同人誌も、作ってきましたし、今こうして、ウェブサイトも、作っております。

オリジナル、二次創作、同人誌、ウェブサイト。俺は、この、どれについても、
胸をはって言えることは、「大好きだから、自分でかきたい!」という気持ち無くして、
かいたものは、ひとつも無い、ということです。

(※俺が、商業活動で、絵をかいた事には、この一念は、含まれません。
職務で作品を作る行為は、また別の話しです。あくまで、同人魂というものについて、述べております。)

他サークルからの依頼原稿であれ、個人誌であれ、また、よそのウェブサイトへの投稿であれ、
同人魂を失して、書くぐらいならば、何も書かない方がいいと思っています。

俺のサイトの基本理念は 「常に、自分が書きたいものを、自分の言葉で書く」 です。

これこそ同人魂であり、何も特別なことなんかじゃないでしょう。創作しよう、という気持ちにおいては、
キン肉マンをクレヨンで描いた幼稚園児も、俺も、ゴッホも、同じ土俵に立っているのだ、というだけです。
絵を、描きたいから、描く。自分が読みたい小説は、自分で書く。
プラモが好きだから、自分で作る。作ったから、写真に撮って、サイトで発表したい。
同じです。園児と、ゴッホと、何も変わりません。
ですから、俺は、オリジナルも、二次創作も、「これを描きたい!」という、動機の純粋さにおいて、
また、創作に注ぐ熱意において、労力において、そして独自性において、何も劣るものではないと思うのです。

「月下の花」 も 「塀の中」 も、俺でなければ、書けません。
ダンバインのキャラに着想を得て、書いた、これらの小説が、
俺が読んで「つまらない、独自性がない」と感じる、オリジナル小説に、
二次創作だからという理由だけで、はなから劣っているとは、思いません。

俺は、ウェブにしろ、紙媒体にしろ、
同人とは、同人魂を持ってして、同人と呼ぶのだと、訴えたいのであります。

そして、俺のように、自作品の展示だけを、主としていない系の、
同人サイトさんにも、同人魂は、立派に備わって御座います。
ファンとファンとの仲介役に徹して、リクエストに答えたり、
ファンが参加する企画を催して、元作品の、知名度を上げようとしたり、
公式情報(含むアファリエイト)を逸早く掲載して、ニュースソースとして活動している、サイトさんは、
どのジャンルにも多く存在しますし、そういう媒介的、或いはリンク集的なサイトさんは、尊敬いたします。
ガラマニは、そんなふうに、自分を殺して、啓蒙に努める行為を、
ウェブ活動では、したくない系ですので、こういう方針のサイトさんはエライと思います。
多くの啓蒙サイトさんへ、同人仲間として、心よりの謝辞と敬意を、申し上げたいと思います。

ただ。

さて、そろそろ、俺のいちばん言いたい事を、ハッキリ言いましょう。

ところが、同人ウェブサイトを見渡しますと、同人魂の無いサイトが、不思議と存在するわけです。
どうしてなのでしょうか。

日本の同人誌の歴史において、同人とは、アニパロとは、
かくあるべきである、という、不文律が、厳然として在りました。
たとえ、二次創作同人活動それ自体が、現行の著作権法違反であっても、
「これだけは、やってはいけない!これやっちゃったら、同人の価値がない!」
という不文律は、同人ウェブサイトにも、在るはずです。在ってしかるべきです。
でも、いるんです…同人魂を持たないサイトが。
これやったら、同人仲間に、原作者さんに、顔向け出来ないという無礼をしてるんです。

この、同人魂という不文律から逸脱した行為とは、著作権法重篤な違反でもあるのです。
紙製の同人誌時代には、「原画のコピーに彩色した絵を表紙にしてるわよ、あのサークル!」とか、
「キャラ絵トレペして、背景変えただけで、自分が描きましたなんて言ってるわよ、あのサークル!」とか、
こういう行為は、恐ろしい同人魂違反であり、原作者さんへの敬意がまるで無いのであり、
ただ、売りたいがための、卑怯で、姑息なやり方として、同人誌界では、忌み嫌われたはずの、行為を…
ウェブサイトでなら、どうして、やっていいって気持ちになるのでしょうか。
パソコンが普及して、複製が簡単になったからでしょうか。
機械で簡単に出来るようになったら、同人魂を、捨てても恥ずかしくないのでしょうか。

この日誌の、最初に述べた、音楽ファイルの問題は、
JASRACのやり方に異を唱え、ネットに対応した音楽文化を構築していこうとする、
アーチスト自身による活動があります。(作者自身が、ネットに対応すべく、という点が重要であります)
俺が大好きな小山田圭吾氏も、この活動に参加されておられます。
これについては、作者とファンと、JASRACの問題として、今後の議論に注目したいと思います。
音楽文化が、JASRACのものではなく、作者とファンのものになるよう、
新たな法規制定などへ向けて、展開されていくことを望みます。
著作権法も同様です。俺は、ファンが愛情を持って、頑張って自分で作った、
二次創作物については、著作権法で、認めるべき、保護するべきだと考えます。

<なぜなら個々人の創造性と、作品に費やした労力こそが、
著作権法で守られるべき「著作」であるからです。>

何度でも、言います。「頑張って自分で作ったもの」こそが、価値ある創作物なのです。
オリジナルであれ、二次創作であれ!このサイトにあるものは、俺が描いた絵であり、俺が書いた小説です。
他の誰も、作れない、世界でたったひとつの、作品です。
幼稚園児が、一生懸命描いた、キン肉マンのクレヨン画も、ゴッホの「ひまわり」も、
彼の手が、彼の熱意が、彼の精神が生み出した、美しき作品であることに、なんの差異も、ありはしません。

…それだのに、ぜんぜん頑張らず、ぜんぜん自分で作ってないものを、
同人ウェブサイトに載せている者が…いるのは、なぜです。

ハイ、そうですねー。わかりましたねー。

まず、他の同人作家さんの作品を、無断転載する者!
盗用目的で直リンクする者!
あまつさえ、「これはわたしがかきました」などと偽る者!
ひとが、えぇい、ひとが!汗水流して作った作品を、パクる者など、同人と呼ぶに値しないばかりでない、
そんなやつばらは、こそ泥以下の、下郎であります。

そして、

公式画像を、無断掲載したページを設けているようなサイトと、

俺のサイトと、多くの自作ファンサイトさんとを、

同列に論じないでいただきたい。

自分の腕で勝負している同人作家と、公式画像無断掲載は、
どんな言い分けをしようと、比べる事自体、無意味であります。

凡そファンサイトの管理人であるならば、アクセス数や、検索で上位に来ることなんかより、
「どんなに下手な絵や文でもいい、自分の脳と手を駆使して頑張るのが楽しいんだ」
という、同人魂を、けして失ってはならないのです。

ましてや、そういう邪道サイトが、自分で一生懸命描いた、他の同人作家に向かって、

おまえは絵が下手だとか、サイト構成が下手だとか、一度でも言ってみなさい。

「朝日は…サン…ライズ…」は、二度と拝めないと思いなさい。

公式画像が見たかったら、公式サイトに行くでしょう。
公式画像を自サイトに掲載したかったら、原作者に許諾申請をすればいいでしょう。
サンライズ作品ならば「ひのぼりドッとネッと!」でそういうページを作ればいいでしょう。
古い雑誌記事など、簡単に入手出来ないものだからと、「紹介」として掲載しているならば、
原作者名もきちんと明記しているならば、同人魂的に、まだ理解出来ますが、
公式サイトや新刊本に、たくさん載っている、原作者さんの美しい原画を、
勝手に加工して、作者名明記もせず、我が物顔で掲載しているのだけは、許せません。
それは「紹介」でも「引用」でもない。著作権法で言う、編集著作物だと主張するならば、
著作権法が許しても、同人魂こそが、それを許さないのだと言っておきましょう。
恥を知りなさい。それでも、その作品のファンなのですか。


わかったかボケカス。


最後に。

25年前、幼稚園児が描いた、キン肉マンの絵を、ほめたたえた、
とある青年画家とは、誰だったか。

それは、ガラマニの父です。