ガラマニ日誌【27】04/10/2(土)ガラマニ雑考集
書きたいテーマが、溜まっている。項目別に、どんどん書いていこう。
<新幹線に、メーテルがいる話し>
俺は、頻繁に、新幹線に乗るような生活をしていない。それが、8~9月には、数回、新幹線に乗る機会があった。それ以前に、新幹線に乗ったのは、3月で、その際に、俺は、ある異変に気がついた。
新幹線には、どうも、メーテルがいるような気がするのだ。
3月の時点では、新幹線に出るメーテルについて、さして深く考えなかったが、先月、先々月に、何度も新幹線に乗る機会に恵まれ、俺の、新幹線=メーテル疑惑は、確信に至った。
JRの、新幹線、車中には、あの、静かに甘く語る、メーテルがいることを、
「わたしはメーテル。鉄郎。スリーナインに乗りなさい。」
知らなかったのは、俺だけで、メーテルヲタクな皆さん、或いは、新幹線に詳しい皆さんは、あれを、とうの昔から、ご存知だったのだろうか?
そう。新幹線にいる、メーテルとは、
「この列車は。ひかり。何号。東京行きです。」
車内に流れる、女性ボイスのアナウンス、英語版アナウンスの前に流れる、あの声、
「次の停車駅は。しながわ。しながわ。」
ねえ、あの声って、メーテルだよなぁ?!
どう聞いても、何度聞いても、俺にゃー、メーテル、即ち、池田昌子さんの声に聞こえるのだ。
本当に、池田さんだとしたら、なんて素敵なのだろう。だって、メーテルの声で、「次の停車駅は。」ですぜ?自分の降りる駅名を、メーテルに言ってもらうと、その駅では、心おどる大事件が、待ち受けているような、すてき旅気分ぅん~になる。
先日は、名神高速子さんと、新幹線に同乗したので、早速、彼女に、この疑惑を投げかけてみた。流れるアナウンスに、耳を傾ける、彼女曰く、
高「うん。これは、お蝶夫人やわ。」
エースをねらえ!のお蝶夫人も、池田昌子さんだ。
聖戦士ダンバインでは、言わずと知れた、シルキー・マウである。
※「月下の花」の、シルキーの台詞は、池田昌子さんの声で、俺には聞こえている。
さて、真相はどうなのだろう。
声優さんは、ああいった、企業の宣伝アナウンス等のお仕事を、よくされるらしい。
先日、ジェリル役の、大塚智子さんのサイトを見たら、たいへん多くの、企業広告の、声のお仕事をされている事実を知り、その多さに、驚いたものである。
じゃによって、JRの、あの車内ボイスが、池田昌子さんだとしても、不思議ではない。
さて、真相は…
ここで、事実を確認出来るサイトを、リンクしたなら、読者さんには、親切なのかもしれないが、悪いが、俺は、疑問に思ったことを、自分で書くより前に、検索して調べるというスタンスは、
ないのだ。
過去日誌でも、このスタンスについては述べたが、今日の日誌を書く前に、もしも、新幹線=メーテルだと、事実として知ってしまったら、このネタを書きたい!という気持ちが、損なわれそうで、イヤなのだ。
俺の日誌のテーマは、あくまで、
<新幹線に乗った時、聞こえてきた声に、懐かしい、金髪に黒いヘンな服のメーテルの姿がかぶって、これって、メーテルが、俺に語りかけてくれてるみたいだ、JRが銀河鉄道のようだ、ひかり号が999みたいだ、嬉しいよなあ、ワクワクするよなあ、という俺の気持ち>
なのであって、情報提供が主目的ではない。
JRと池田昌子さんの事実関係については、これを読んだあなたが、もしも、興味を持ったなら、調べてみたら、検索でわかったら、それでいいじゃん~。
と、いうのが、当サイト並びに、ガラマニ日誌のスタンスである。以上ッ。
<学研さんに悪いことをした話し>
9/15(水)の日誌より、何度も話題にしてきた、俺が、かつて好きだったインテリア雑誌、『私の部屋づくり』、通称『わた部屋』。
俺、いんたーねっとで、テキトーに調べてみて、ヒットしなかったから、てっきり、廃刊したとばかり思っていた。
なので、過去日誌で、何度も、
>かつての『私の部屋づくり』みたいな、
とか、
>今は亡き雑誌『私の部屋づくり』を、
とか、故人扱いで書いてきた。
ところが、昨日、本屋に行ったら、
ななななんと、あった!『わた部屋』最新刊!今でもちゃんと、発刊してたんだね…
学研さん、すみません…
あたかも廃刊したみたいに書いて、すみません…
しかも、内容を見たら、俺が途中でイヤになった点、ドクター・○パの風水インテリアや、プロによる、ビフォアー&アフター企画は、なくなっており、かつてと同じ、ド素人丸出しな、一般ピーポーな個室さしん満載で。俺が愛した時代の、編集スタンスに、戻っており、とても嬉しかったです。
学研さん、すみません…
内容が、良くなくなった、なんて書いて、すみません…
んで、昨日、俺、本屋で発見した『わた部屋』最新刊は、
買いませんでした。
だってさぁ、インテリ~ア熱、先々週までで、冷めちゃったんだもん。
今週のマイブームは、もう違う趣味に移ったのだ。
重ね重ね、すみません、学研さん…
このように、ガラマニの検索能力は、実に、あてにならないので、
文内リンクは、あんま、しない方がよかろうと思うのさ…
<今週の趣味の話し>
ガラマニは、多趣味だ。そして飽きっぽい。
9/27(月)~10/2(土)、今週の俺のマイブームは、
オフライン
であった。過去形。今日、土曜日の休日は、朝からネットしまくりである。
インターネットは、便利で面白いものだけれど、こうして、モニターとキーボードに向かっていると、他の事象に、なかなか目が向かない。
特に、パソコンが俺から奪った、かつては俺内で大きかった、趣味対象ブツは、テレビと、本である。いずれも、じっくりと集中して、それらに向かい合っていたものだった。
それが、今は。ういんどうを、多窓の上、
テーレビジョンを、つけっぱなしで、そしてケータイは鳴る。
パソコンでニュースサイト見て
テレビで同じニュース番組見て
パソコンでそのニュースについてサイトに投稿して
ケータイで友達と、ニュースと全然関係ないメールして
で、なおも他の友達と、別の話題でパソコンでメールして
って、キリが無いわいッ(自暴自棄モード)。
こういう状態、でないと、逆に、不安になる自分に、ちょっと嫌気が、さしていたのだ…
以前、パソコンもケータイも、ウチに無かった時代は、こうじゃなかったよな、と、窓の外を眺めた。
季節は、秋だ。
秋の虫たちが、リンリン鳴いて、朝の風は涼しく、空の色は、高く青く澄みきっている。
夜、お風呂上りの素肌に、七分袖のパジャマをはおり、うそビールをぐいっと飲むと、
注:うそビール=ノンアルコールビール
したくなるのは、かつては、テレビの深夜番組を見るか、或いは、本を紐解くか、であった。
それが、今は、即、パソコンに向かう、である。それはそれで、有意義で楽しいことだ。
でも、
昔、深夜のテレビは、面白かった…
深夜枠とは、ゴールデンタイムでは放送出来ないような、若手製作者の、意欲あふるる、実験的番組が、多々あるのだ。
特に、お笑いバラエティー系に、名番組が多い。
そうした番組のいくつかは、深夜枠で人気を獲得すると、ゴールデン枠に移行する。すると、面白さが半減する場合が、多い。だから、俺は、テレビは、深夜見るのが一番楽しいと思っていた。
深夜テレビも、見なくなったなぁ…遠い目
「朝まで生テレビ!」の黄金期は、ホントよかった…遠い目
そして、本だ。今週、俺は、活字の本を、無性ぉ~に、読みたくなった。それで、昨日は、休日前に新刊を仕入れようと、本屋に行ったのさ。昨夜から、今日の昼間も、活字を、むさぼり読んだ。
あぁ、俺は、やっぱ、
「紙」に印刷された、「本」が好きだ。
文庫本の、フニャッとした感触が、
薄茶色の模造紙と、染み込む黒いインキの香りが好きだ。
ページをめくるたびに「次はどうなるのか」と、
胸おどる、この瞬間が、好きだ。
びっしり並ぶ、活字が、流れる言葉の妙が、
文面から心に沸き立つ、自分が想像する情景が、好きだなあ。
そうか、読書の秋なのだよなぁ。
本棚を見上げると、昔から、何度も読んできた、世界の名著が、いっぱいだ。
あれも、また読みたい。これも。既読の本だって、ミリキがいっぱい。しかも本屋には、一生涯かかっても、読みきれない、未だ知らぬ名著の方が、俺んちの本棚にあるより、もっともっとたくさん、あるのだ。
読書という行為にひたるとき、本の中の世界に、入るときには、他のものは、見えなくなる。
自分は、ガラマニではなくて、
ヘイゼルになったり、ハイゼンスレイになったりするのだ。
↑「ウォーターシップダウンのうさぎたち」
そんな時に、テレビや音楽は邪魔だから、消す。俺は今、本の世界の住人なのだ。
ハイゼンスレイは、将軍の基地から逃げ出そうと必死なのだ。
行け、ビッグ・ウィッグ!彼女を助けるのだ。
そんな時に、ケータイが鳴ろうものなら、俺の眼前に広がっていた、イギリスの草原は、たちまち、かき消えてしまう。
興が、そがれるだけではない、なにか、もっと、大切な「心」を失う気がするのだ。
そんなオフライン気分が高揚していた日、いみじくも、昨日、買ったばかりの読み物雑誌、「新潮45」で、作家・柳田邦男氏が、
「NOケータイデー、いまこそつくれ!」
というコラムを書いておられ、俺は感動した。
柳田氏の主張を、俺流にまとめると、
「テレビ、インターネット、ケータイをオフにする日を決めよう!こうした情報メディアの乱用は、人の、自分で考える力、じっくり考える習慣を損なう。特に、本を読むことで得られる、識字文化、読み書き出来る能力を、構築する機会を奪う。」
俺が、今週、しみじみ感じていた事、そのまんまだ。
なにしろ、情報・連絡ツールが、多すぎるのだよ…
本日は、気持ちを一心に、まずネットをして、
(ネットをする際には、多窓せず、一個だけに集中して、よく考えて読み書きすべきだな。
軽く投稿が出来てしまうのが、ネットのいい部分であり、悪い側面でもあるからだ。)
パソコンの電源を切って、次は、本を読んだ。
夕食時には、家族と一緒にテレビを見た。
これら、一個一個の対象物に、じっくり向き合った。
そして、本日は、終日、NOケータイデーとした。
ケータイは電源完全オフ!である。
至極、安心だ。こうして、集中して日誌を書いている最中に、いくら好きでDLした着メロでも、いくら、大好きな友人からでも、対応するのは、困難であり、そして不快だ。俺の不快さは、携帯メールや電話を、かけてきた友人にも、与えることになる。
ならば、パソコンに向かっている今は、他のツールは、オフにする。
こんな、簡単なことで、こんなに快適になれるとは!あぁ、キモチいい~
これを踏まえて、最後のテーマへ。
ううん?「ウォーターシップダウンのうさぎたち」ネタが、わからないと?
その説明は、またの機会に譲ろう。これを語り出すと、長くなるから。
<月下の花について>
サイト活動休止します。←うそです
本日より、「月下の花」の続き執筆のため、
しばらくの間、他の全コーナーの更新を、お休みします。
小説の構成を、先の方まで、やっておきたいので、納得のいく下書きが、出来るまでは、小説に没頭したいと、思っています。
したがいまして、「新選組!」視聴後日誌もお休みします。
トップに「近日公開予定」とある、いただきもの絵画コォナァは、作者の皆さんの掲載許可待ち状態ですので、それが完了すれば、すぐ更新します。
同様に、ミクシィでのガラマニ名活動、及び、よそ様のサイトへの投稿等も、おそらくは、現行より、減少すると思われます。
「月下の花」以外のものは全て、書いている時間的余裕が無いと、判断しました。モチベーションが、中途半端な状態で、完成度、満足感の低い文章を、日誌にしても何にしても、出すべきでないと考えたのです。
掲示板は、常時可動しています。レスは、遅くなるかもしれません。申し訳ありません。でも、いつも地獄の職場で、ケータイから見て、掲示板を心の拠り所にしておりますオス!
「月下の花」は、1章書くのに、いつも1ヶ月は、かけてます。休日にまとめて書く事が多いですが、非常ぉ~に、時間と、集中力を要します。書き始めると、他の事は、一切合財、出来なくなるのが、常です。
第5章の終了現在、原作の第1話が終わった段階で、本編においても、重要なパートに入っていきます。
ここより、原作の15話までが、この小説の要(かなめ)なのです。
ギブンの館から、エルフ城攻めまでのプロットは、出来てはおりますが、ここまでに、筆者、予想外の展開が多々あり、これは、大仕事だなと、構えております。
ガラリア、バーン、トッドの三角関係は、どうなるのか。
トッド・ギネスは、どういった人物になっていくのか。
(「月下の花」のトッドは、最重要キャラですからねー)
ユリア、ゼット・ライトは、何を思い、どう行動するのか。
(ゼット・ライトは、5章まで書いているうちに、筆者、予想外に、影響力のでかい人物になってしまいました。ガラリアを愛する男たちの中で、どういう位置付けをすべきか。単なる「貢ぐ君」には、なりませんよ。この出来た人格は…)
原作の戦記的記述を、俺はどう料理してやるか。
第5章の5までに、土台を作った、アメリカ的世界観なマーベルのキャラと、現代的日本少年ショウ・ザマとの関わりを、どう描いてやるか。
(ショウは、なんで、バイストン・ウェルまで来て、やたらに、本田宗一郎の話しばかりするんでしょうか。)
謎のキャラ筆頭として作った、セザル・ズロムの、真の目的とは、いったい、なにか…
これは、「月下の花」が、最も描きたかった部分です。
これまでに、本編で書いてきた伏線も、大いに生かしたい所であり、人間関係が主軸の物語ですから、ガラリアの人物像を、もっと深く、描きたいと思います。
人物像で言いますと、主人公・ガラリアの心理描写について、最近書いた章では、反省すべき点が、多々、あります。
1)幼少時、男子にいじめられたというトラウマが、生かせてない
2)アトラス、次いでハンカチ君を失った悲しみを、彼女がどう処理して、生きようと思ったのか、説明に乏しい
3)ガラリアが、いくらなんでもモテすぎる
4)反・ガラリア陣営キャラ、ミュージィとショットを、もっと動かすべきだ
5)バーンとリムルの関係を、ガラリアは具体的にどう思っているのか、記述に乏しい
…こうした点を踏まえ、原作の15話までの、長期に渡る、人間ドラマ的整合性を、高めるためには、俺的に、相当な労力を費やさなければ、なりません。
それが、したくて、始めたサイト活動ですから。
それで、上記の判断に至りました。「月下の花」の下書きを、エルフ城攻めまで、完成させた上で、更新作業を進めるとなると、その他全て、オフライン、とまでは行かずとも、余剰の労力は、使わないようにすべきであると。
「月下の花」以外の、ガラマニ発言を、楽しみにして頂いている、方々が、もしもおられましたら、どうか、ややオフラインになりがちになる事を、お許し下さい。
念入りに、そして楽しく、筆を進めたいと思いますので、どれぐらいの期間、かかるかは、わかりませんが、次に、「月下の花」欄に new! が付く日まで、気長にお待ち頂ければ、幸いです。
つまり、活動休止どころか、更新のために、ガラマニは、ガンガン、サイト活動しておるわけです!
今後とも、ガラマニ並びに当サイトを、どうぞ宜しくお願い致します。